花を添えて、心を込めて。

お彼岸の中日が済んだ翌日が、今年は「中秋の名月」(十五夜）です。「仲秋」という言葉がありますが、これは秋の中頃・・・という期間を表す言葉なんだそうで、「中秋の名月」は旧暦の8月15日、ピンポイントの日を指すのだそうです。・・・で、今年の十五夜は24日です。十五夜って、満月だと思っていませんか？実は満月ではないんだそうですよ。満月は、その次の日、25日になるんだそうです。ちょっと・・・ややこしぃ・・・ですね。

十五夜には、秋の七草の一つ尾花（ススキ）を飾って、お団子をお供えして、、、そういえば、うちでは里芋とおだんごの入った白味噌仕立ての団子汁をこの頃作っていました。旧暦の8月15日の月は、別名「芋名月」とも言うとのことですね。ススキを飾るのは、稲穂に似ているので稲穂に見立てて飾り、秋の収穫を感謝するためだそうです。ススキの葉はとても鋭く、手を切ったりすることもあるので気をつけないといけませんが、その鋭さから、飾った後、魔除けに玄関に飾ったりする習慣の地域もあるとのことです。


稲穂に見立てたススキ（尾花）に　満月のお月様に見立てた「ピンポンマム」。ワレモコウ、リンドウと秋の草花をいけて季節の雰囲気をだして、ご家庭でもたのしんでくださいね。
でも、今日のお天気は曇から雨。。。の残念な天気予報。。。でも、明日は回復するようなので、明日のお月様も楽しみに。先ほども言ったように明日が満月ですので、きれいなお月様を期待しましょう。

10月にももう一度お月見のタイミングがある事をご存じですか？
十三夜です。今年の十三夜は10月21日。。。日曜日ですね。十三夜の頃は、栗が実りおいしい時期になることから「栗名月」という別名もありますよ。

日本人は自然や季節を大事に、身近に感じて感謝の思いをいだいてきたのですね！ヒト（特に日本人）と自然そのものと言ってもいい植物は、切っても切れない間柄ですね。

気象変動のためか最近秋が短くなってきたように感じられる年もありますが、秋ならではの楽しみ方を大事に、日々の生活を豊かに過ごしたいものですね。

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くらしの中に　花と緑を　　花と緑のコンシェルジュ

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