2012年07月24日
ＳＥＯ 数と量産
きょうは、ＳＥＯについて 伊東 虎太郎さんを紹介させて頂きます。ネットビジネスにおいて重要な部分です。 どんなに優れたものでも
お客様の目に触れなければ 無いものと同じなんですね。
少しいやかなり劣る商品でもお客様が必要としたときに目の前にあれば
必要性を感じて買って頂けます。
それでは、どうぞ 伊東さんをご紹介します。
「 こんにちは、 SEOコンサルタントの伊藤です。 」
前回、自前でSEOする際の留意点について記しました。
今回も引き続き、自作自演の際の留意点についてお話します。
その前に少し「量産」という考え方についてお話しましょう。
インターネットビジネスでは常に「圧倒的な数」という概念が 成功のための大きな比重を占めます。
amazonが成功したのはインターネットの特徴を存分に利用して 圧倒的な売り場面積を実現したからです。
国会図書館にも匹敵するような在庫としてではなく
店頭にすべてを陳列したのです。
これが「ロングテール」という概念のはじまりです。
多くの方は「圧倒的な数」というと「量産」という言葉を思い浮かべるようです。
ですが、この２つは似て非なるものです。
量産とは「大量生産」の略語です。 同じ型番の、まったく同じ製品を大量に生産することを意味します。
戦後から復興を遂げた昭和の時代の原動力となったのがこの「大量生産」です。
ところが、Googleはこの大量生産を嫌います。
あなたは、これまでSEO対策ツールなるものを使用された経験がありませんか？
「圧倒的な数」を実現するために、
巷には様々なSEO対策ツールなるものが出回っています。
だけど、これらのツールを使用して上位表示を実現された方が
どのくらいいらっしゃるでしょう？
ほとんど、いらっしゃらない。
限りなく皆無に近いのが現状でしょう。
その理由は「圧倒的な数」と「量産」を同一視している方がほとんどだからです。 ツールの利用者はもちろん、場合によっては
開発者さえもが「圧倒的な数」と「量産」を同一視していることがあります。
amazonが成功したのは１種類の本を大量に仕入れたのではなく、
国会図書館に匹敵するくらいの種類の書籍を仕入れたことにあります。
これは量産ではありません。
私もSEO実現のために様々なツールを使用します。 ですが、それは「量産」のためではありません。
あくまで「圧倒的な数」を効率よく達成するためのものです。
具体的な例を示しましょう。
たとえばサイトを簡単に作成するツール。
これを開発者や利用者の思想が
「圧倒的な数」と「量産」を同一視していると、、、
大量のミラーサイトが出来上がってしまいます。
たとえばページを簡単に作成するツール。
これを開発者や利用者の思想が
「圧倒的な数」と「量産」を同一視していると、、、
大量のコピーページが出来上がってしまいます。 言うまでもなく、
Googleはミラーサイトやコピーページを嫌います。
評価されるのは最初にGoogleが発見したページだけ。
２つ目以降は「無かったもの」として無視されます。
ツールの開発や利用に際してはミラーサイトやコピーページと
Googleに判断されないような工夫が必要になるのです。
たった、それだけのことに留意できるかどうかが
成果を出す人と、成果を見込めない人との差になります。
SEOに限らず、インターネットビジネスで成果を期待するには
「数」を制覇することがもっとも近道であることに間違いありません。
ですが闇雲なツール信仰は危険です。
開発はもちろん、利用に際しても細心の注意が必要なのです。
長文をお読みいただき、
ありがとうございました。
感謝をこめて
伊藤虎太郎
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