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誰もの心の中に「あの花」はある。

「あの花」劇場版、観て来ました。
アニメの内容については特に語りませんが、とっても良かったですハート


劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。| アニメ公式サイト


私にもね、かつて、こんな「仲間」がいました。
そんな時間もあったなあって ふと振り返って、懐かしく 切なくなりました。

みんな、それぞれの道を歩き始めて、次第にバラバラになっていってしまった。
大人になるっていうのは、きっと そういうものなんだろうなあ・・・。

気持ちの行き違いやぶつかり合い。一緒に泣いたり笑ったり。
でも、みんなが「ひとつ」になれたと信じていたあの頃。



生きて行く経験が長くなればなるほど、ただ純粋に「自分」ではいられなくなってしまう。
相手の行動や気持ちを読んだり、出方を見て進退を推し量ったり
「利害」や「損得」で動く事も増えてしまうよね。

例えこちらが無邪気でいたとしても、相手がそうとは限らない。
私は、いつもそういう失敗をしてばかりいました。

丸腰で相対していた相手が、実はこちらに利害関係を画策していたのを知った時のこと。
苦しくて、怖くて、吐いてしまうほどの恐怖を感じました。



そんなことがあってから、私は常に用心するようになってしまったんですね。
誰かと会った瞬間に、相手の気質と自分とに、どれだけ違和感があるかをチェックしてしまう。
傷を負いたくないがゆえに先回りしてバリアを張り巡らせていました。


でも、痛手からもうだいぶ時が経ち、元々のこの性格はそうそう変えられるものでもなく、
どんなに違和感がある相手でも、やっぱり私は人が好きだなあと思ってしまうのでした。

あまりにタイプが違うと会話も続かず、それはそれで大変なんだけどね(笑)


生まれついての悪人なんて、滅多にいるもんじゃない って思います。
みんな、心の深い深い部分には、きれいな魂の核(コア)がちゃんと光ってる。
それを磨いて、磨いて、そして自分の光と相手の光が呼応し合って
一段と美しい光となって交じり合い、輝き合う・・・

そんな、ホンモノの「仲間」が欲しいなあって心底思うのです。



誰かが輝いていると、羨ましくなったり妬ましくなったり、張り合ったり。
私たちは、もうそういう思いからは卒業しようよ。
誰かを見て「いいなあ」って思うのは、
自分がそれに引き寄せられるだけの、同じ資質を持っているから。

人と自分とを比べる必要も、競り合う必要も、ホントは全然ないんだよ!
ただ、一緒に輝いていけばいい。それだけ。


ホンモノの輝きは、ひとつでも充分美しいけれど、
いくつもの輝きが並んでいたって そのどれかが色あせる事なんて、決してないから。



そんな思いをしっかりと固めてくれた、アニメ映画鑑賞後のつぶやき?でした(*´ω`)

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