株式相場あれこれ　トレンドと投資タイミング

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今日の日経平均株価は前場と後場に17400円台をつけて高値は17443円まで上げました。しかし、前場の11時過ぎに菅官房長官の発言で上げ幅を縮小して、後場は高値をとった後に高値警戒感からか上げ幅を縮小して後場に今日の安値をつけました。上髭を残す陰線で引けました。
日経平均は高値更新しても東証一部市場は値下がり銘柄数が1000を超えました。マザーズ指数、ジャスダック指数、東証2部指数は9月以前の高値を超えていませんし、JPX日経400指数も高値更新していません。日経平均だけが強い相場と言えます。
今日は日経平均の高値のあたりで25日移動平均からの乖離率が＋10％を超えたので高値警戒感が出るのは仕方ないでしょう。加えて、連騰して来たNYダウもそろそろ押しておかしくありません。
そして、焦点の消費税増税や解散・総選挙の行方はまだ不透明です。さらには解散・総選挙になったら本当に株価が上がるのかわかりません。
もしかしたら、今日の菅官房長官の発言は事前に消費税増税見送りを株式相場が織り込んでしまって来週の決定で材料出尽くしになることを警戒してのものだったでしょうか。
その真偽は別にしても、相場は過熱感があるので来週のGDP発表（17日）や衆議院解散の可能性がある19日あたりまで株式相場は少し休んだ方が良いのではないかと思います。解散の有無に関わらず来週から下げる形は望ましくないでしょう。

蛇足ですが、昨日と今日に限ると電波メディアに出演した株式市場関係者（解説者や証券会社社員など）のコメントでは今の相場にネガティブだったり懐疑的な意見が多い印象です。
消費税増税先送りと解散・総選挙が株高になるというロジックが不明確ということでしょう。多分に思惑が強い相場で、イベントドリブン型のヘッジファンドが先導している可能性もあるのかもしれません。
大事なのは来週からの株価の方向だと思います。来週から株価が上がるのを確認した方が良いと思います。

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NYダウは6連騰しました。なかなか下げません。シカゴ日経平均先物の終値は17225円でした。
昨日の日経平均株価は4日高値を更新しましたが、225先物とTOPIXはまだ更新していません。今日はそれらも日経平均に続いて4日高値を超えて行くのか注目です。
来週にかけては週末のSQもありますが、消費税増税の見送りと衆議院の解散・総選挙が本当に決まるのかが最大の焦点です。
17日発表のGDP速報値が悪い場合は消費税増税が見送られる可能性が高いです。その場合、19日に解散という観測があります。日柄的には17日や19日は変化のある日柄です。
過去の衆議院選挙では投票日頃までは株価は上がったケースが多かったようです。
ただし、まだ解散・総選挙は決まっていませんし、消費税増税見送りが本当にポジティブな材料なのか懐疑的な見方はあります。
今日は株価が上がりそうですが、明日以降は解散・総選挙がはっきりするまで動きにくくなる可能性もあると思います。
6連騰のNYダウも少し調整があっておかしくありません。
為替ドル円は116円台まであって少し上髭です。

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今日の日経平均株価は後場に入って徐々に上げ幅を広げて4日に付けた高値を更新しました。まだ17100円を抜けずにレンジ内でのもみ合いが続くと思っていましたが、早くも高値更新しました。
どうやら、消費増税を先送して、衆議院の解散と選挙が現実味を増しているようです。それを期待してなのか、株買いになったようです。GPIFが国債売り・株買いに動いて、それ見た投機筋が動いたという観測もあるようです。
ただ、TOPIXや225先物はまだ4日高値を超えていません。はっきりともみ合いを抜けたとは言えないと思います。
目先は明日か明後日からか、あるいは来週17、19日あたりからの変化の仕方に注目します。
中期的には消費税増税先送りと衆議院の解散が実現するのかが注目材料になるでしょう。

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NYダウは5連騰しました。シカゴ日経平均先物の終値は16920円でした。昨日の日経平均株価は5日移動平均線を下回り、調整を意識しましたが、11月4日以降のレンジ（16700円〜17100円）内での動きを続けています。今日も同じ水準内の動きになりそうです。
NYダウは通常は25日移動平均線を中心に±2％程度の乖離の中で動くことが多いようですが、今は＋4％以上の乖離率になっています。週足のボリンジャーバンド＋2σをとらえて来ているので今夜は下げやすいのではないかと思います。
日経平均株価は上記のレンジを目先はどちらに放れるか注目です。明日か明後日から動きが出るのか、あるいは来週からのなのか注目します。
需給面では日銀のETF買いなどがある一方でヘッジファンドの期末の売りがまだ出る可能性はあります。
その他の注意点としては消費税増税と衆議院の解散の可能性です。
中長期のトレンドは上向きだと思いますが、消費税と解散の件がはっきりしてマーケットの反応を確認したいと思います。
今は日経平均は上値が17000円台では重くなりやすいと思います。指数よりは上昇トレンドの個別株に注目することが大事だと思います。消費税などの問題がはっきりして指数が上昇トレンドになれば指数連動のETFや先物なども買われやすくなるでしょう。

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NYダウは19ドル高でしたが、シカゴ日経平均先物の終値は16775円でした。日経平均の直近の騰落は9勝3敗で短期的には過熱を冷ますための調整するところです。今の為替ドル円は114円50銭で先週の円安水準から見ると1円ほど円高です。為替も調整のタイミングかもしれません。
今日の日経平均株価は上値が重い展開が予想されます。今日の予定では日中首脳会談があります。良い雰囲気で終われば少しは好感されるでしょう。
中期的な注目材料は消費税と衆議院の解散の有無です。週末の報道では消費税増税が延期になる場合は衆議院を解散して選挙になる可能性があるようです。11月後半以降は消費税と解散の有無に注意すべきでしょう。早期解散の場合は年内に選挙がある可能性も言われています。
日経平均株価の調整は数日なのか少し長引くのかはわかりません。消費税や解散の有無がはっきりするまでは上値の重い展開がしばらく続く可能性も考えられます。
今週はSQもあります。

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ドラギECB総裁が会見で追加金融緩和に言及してNYダウは上昇しました。シカゴ日経平均先物の終値は16945円でした。日経平均株価は反発して始まりそうですが、17000円の上が重いことも意識されやすいでしょう。
25日移動平均線からの乖離率は昨日終値で＋7.85％と大きいです。今週の先物の手口では野村證券など国内証券からの売り越しが目立ちます。上がったところで国内年金の売りが出ているという観測もあるようです。
しばらくは、もみ合いで調整して、その間は新興市場株などの出遅れ株や材料株の個別株相場になりやすいと想定します。
今夜はアメリカの雇用統計の発表があるので、アメリカの雇用の改善傾向は確認したいです。
その後は国内の政策面が注目されやすいと思います。第一は消費税増税をどうするか。そして、実のある景気対策を実施できるかどうか。消費税増税を予定道理に決めた方が良いのか先送りすべきなのかは悩ましいところだと思います。

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今日の日経平均株価は前場に17000円前後で上下にもみ合って後場は12時45分に17045円の高値をつけたところから先物売りが仕掛け的にあって下げ始めました。安値は16725円でした。結果的には一昨日4日の高値と安値の中での動きで、この3日間は同水準でのもみ合いになっています。
朝に書いたように直近の騰落は9勝3敗だったので今日下げることは通常のパターンです。ただ、急騰後だったので先物売りが仕掛けられ場面では、もしかすると昨年5月23日のような1000円超の下げになるのではという懸念が少し頭をよぎりました。
25日移動平均線からの乖離率はまだ＋7.84％と大きいですし、5連騰後ですから3日間程度押しても不思議ではありません。今のところは一昨日の値幅の中でのもみ合いですから、このもみ合いをどちらかに放れると値幅が出やすいでしょう。このままもみ合いで調整する可能性もあります。来週は13日頃の変化の方向がポイントになりそうです。
今夜はECB理事会があり、明日は雇用統計があるので、この結果が来週前半の相場に影響する可能性があります。

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昨日までの日経平均の騰落は9勝3敗になりました。通常は9勝3敗か10勝2敗の後は調整の押しがあります。
2013年4月の日銀の金融緩和の後も株価は急騰して、一旦押してから5月にかけて上昇トレンドになりました。それを踏まえて来週は少し押すと思います。
昨日の日経平均株価は前日と同水準での推移でした。黒田緩和の後に急騰した業種が利食いされて、出遅れ感のある中小型株に少し資金が向かったと思います。この流れで循環の利いた相場になることが望ましいです。

今夜はECB理事会の結果が出ます。これによって為替や株価が動く可能性はあります。明日はアメリカの雇用統計の発表があります。

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今日の日経平均は、前場は35円安で良い調整になるかと思われました。しかし、後場は円安が進んで日経平均は切り返して16995円まで買われました。結果として5連騰になりました。目先的なことを考えると明日辺りまでは少し押した方が良いのではないかと思いますが、押すのは明日以降ということになりました。明日、明後日以降は押しておかしくないです。
6日はECB理事会があって7日は雇用統計があります。これで為替と株価がどう動くか注目です。特にECBが日銀のように追加的な緩和政策を決めるかは重要な注目点だと思います。
今月は17日まで消費税増税の検討会議が行われて、11月下旬以降に消費税増税を予定通りに行うか安倍総理が決めます。この結果の影響も見た上で中長期の上昇相場がはっきりと見えて来るか大事な期間になりそうです。


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日経平均株価は午前9時9分に17127円の高値がありました。その後は徐々に上値が重くなり終値は16862.47円でした。
ボリンジャーバンドの＋3σは17185円で今日の高値ではほぼ＋3σに到達しました。株価指数でも個別銘柄でも＋3σに届くと利食いや戻り売りで上げ幅を縮めることは通常のことです。
今日の終値段階で25日移動平均線との乖離率は＋8.64％もあります。通常は＋5％以上では短期的に調整しやすいので、この点からも日経平均株価は調整する可能性があります。
しかし、月足では長期下落トレンドの上値抵抗線を抜けていますから長期的な上昇トレンドに転換した可能性が高いと思います。短期的に調整して押したところでは再度買われて、中期的には今日の高値を超えていくのではないかと思います。

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