放射線も抗がん剤の治療も終わって、ただただ嘔吐感と喉の痛みに耐えるだけだった日々もずいぶんと経ち今日ついに鼻から入れていたチューブが取れたそうです。

　突然の事で、本人もビックリしております。
昨日の晩、看護師さんが、ゼリーが食べられる位良くなって来たから、鼻からの栄養注入は止めて、ウィダーインやカロリーメイトのゼリー飲料で必要なカロリーを採るようにしますか？との提案があった翌日にまさかチューブを取られるとは。

　あの看護師さん、どんだけ影響力あるんだ？
とはいえ、チューブが外れたのは退院に向けた第一歩なので、うれしい限りです。
５月中頃の退院を目指しておりましたが、この様子で回復していけばもう少し早く退院出来るかも！！

　問題の嘔吐感は、痛み止めの副作用として出る場合もあるらしく、喉の痛みが段々緩和してきた今、薬の量を少なくして様子を見てみるそうです。
痛みが無くなって来れば、薬の量が減って、嘔吐感も無くなる。って寸法です。
そうすれば、食事も食べる事が出来る様になるので、退院出来る！！

っとうまく行けばいいのですが。
今の所、味覚に関してはかなり優秀っぽいです。
数日前までは、甘い味しか感じられなかったのですが、昨日は醤油の味も分るようになって、夕食で出た刺身をふた切れ食べる事が出来ました。
今まで飲めなかった牛乳も不味くなくなった！と喜んでおりました。

　今日も仕事が終わったら病院まで行きますが、鼻からチューブが出ていない顔は約２ヶ月ぶりなので、早く会いに行きたいです。
でもきっと、今日も暇してたので気の抜けた顔してんだろーなぁー。

　最後の抗がん剤から、早二週間が経とうとしておりますが、相変わらず突然の嘔吐に悩まされております。

　一昨日は、前日までの点滴注入によってか？調子も良く、栄養士さんから頂いたヨーグルトをチョロット食べたりしていたのですが、昨日は全く食べれなくなり、前の状態に逆戻りです。

　今日も同じような状態みたいで、鼻からのチューブで栄養を入れている状態で、口からは全然食べれないようです。
でも、昨日の様な吐き気は無いようで、本人的には少し調子が良くなってきたとの事。

　先生からは、連休明けには退院の予定がたてれるといいね。っと言われているようです。
って事は、連休明けまでは退院は無い！って事かいな？っと聞いてみたら、そうだろうねぇ〜。っと暢気な返事でした。

　とにかく今は味覚がめちゃくちゃらしく、ヨーグルトも不味くて食べられたもんじゃないらしいので、退院して自分で食事を摂る事が考えられない様子。
味覚は戻るのに早くても半年以上で６０〜７０％程度の回復率と言われているので少しづつでも、不味い味に慣れてもらわないと困ってしまいます。

　最後の抗がん剤を月曜日に入れて６日が経ちましたが、昨日点滴が外せる予定でしたが、血液検査の結果数値が芳しくないとの事で、急遽点滴続行となりました。
昨日の午前中で点滴が外せる気でいた本人は、軽くショックを受けておりました。

　点滴中はシャワーを我慢していたのですが、流石に我慢の限界のようで、昨日はシャワーを浴びておりました。
点滴中のシャワーは、一度点滴を外す為詰まってしまったりして針を刺し直す事も稀にあるので、もう刺す場所が無くなりつつある彼女には、出来ればシャワーは我慢しておいて欲しかったのですが、月曜日から土曜日はシャワーと決めていたのでどうにも我慢できなかったようです。

　幸い、今回のシャワーでトラブルは無かったので良かったですが、腕を見せてもらうと、点滴の影響もありパンパンに膨れ上がっていて、血管が何処に有るのかも分からない状況でした。
病院の先生も、今の針を刺すのに小１時間も血管を捜したそうです。
その間３回刺されて、２回は失敗だったそうです。

　今日は朝から気持ち悪いと喉の痛みで、最悪な状態とメールが来ました。
おそらく抗がん剤の副作用が出てきているようです。
昨日の夜も、ゲボゲボ吐いていたので、また副作用が遅れてやって来たかなと話していた所ですが、それ以前が結構快調だった為、辛さも倍増の様子です。

　今日の夜は行ってもあまり話せないかな？
これを乗り越えれば、良くなっていくので、とにかく頑張って欲しいです。

　今週月曜日から、５日間点滴をしっぱなし。
これが最後の点滴だけど、２月から３回目になるので点滴の針を刺す場所がもうなくなりつつあります。

　初めての点滴の時は、先生が針を刺すのがうまい人だったのと、まだまだ元気だった為か４日位同じ針で刺しかえる事も無く過ごす事が出来ましたが、それ以降は、もって２日間で場所を変えてました。

　今回は初日から２日間でダメになり昨日刺しかえとなったのですが、流石にもう刺す場所が無いらしく、手の甲に刺されていました。
その為、行動にかなり制限があり針が刺さっている左手は殆ど動かせません。

　今朝になったら手がパンパンに膨れているそうです。
まあ、点滴で一日中水を入れられているのだからむくみはしょうがないんですけどね。
左手の甲がダメになると、今度は右手の甲に針を刺す事になるのかな？

　土曜日の午前中まで点滴なので、右手の甲も覚悟しておいた方がよさそうです。
そうすると、いよいよ何も出来なくなりそうだな。
左手でも使いやすい便利グッズを探して買って行ってあげようかな？
多分そうなったら一日中寝てるから、何もいらんって言われそうだけど。

　今日は仕事休みなので早めに行って様子を見て来ます。
体調良ければ良いんだけど。昨日は少し気持ち悪いって言っていたからな。

　４月の初旬になり、やっと計３５回の放射線理療が終わりました。
放射線の照射により、喉がかなり痛くて唾も飲み込めない状態だったのが、放射線が終わった事で今後回復に向かうのみと気持ち的にも大きな出来事です。

　しかし、まだ３回目の抗がん剤が残っており、副作用の嘔吐感が今度はどの程度になるか、心配なところです。
今週３回目の抗がん剤を投薬したので、通常なら明日あたりが嘔吐感のピークのはずです。
しかし、鈍感なのか何なのか？嘔吐感がやってくるのが異常に遅くそして期間が長いんです。

　ネットなどで、シスプラチンの副作用などで調べると、殆どの経験者が２日目〜３日目にかけてひどい嘔吐感に襲われ、それ以降はうその様に嘔吐感は引いていくらしいのですが、うちの彼女は、投与後２週間目に嘔吐感が来たりします。
それも、２週間位続くのです。
約１ヶ月前に２回目の投薬だったのですが、吐かなくなったのは４週間目に入ってからでした。
せっかく体調が戻って来たのにすぐさま今週投薬なので、息つく暇もありません。

　当然未だに口からは食べられないので、鼻からのチューブにて『テルミール』という高栄養飲料を注入してカロリーを取っております。
それも、鼻から直接胃に流し込んでいるにもかかわらず、コーヒー味しか受け付けません。
嘔吐感のピーク時はコーヒー味すら、気持ち悪くなるみたいです。

　朝昼晩の三回とも『テルミール』を２パックの生活が早１ヶ月を超えてます。
そしてこのまま行くと２ヶ月は続きそうです。
放射線が無いので、喉の調子が戻ってきて、口から食べられるようになれば良いね！と話しているのですが、本人的にはまだ先の話らしいです。