2016年10月29日
火鼠(かそ)
けっして燃えない、不思議な毛皮を持つネズミ
《伝承地域》
中国
《特徴》
中国や日本に伝わる妖怪で「火光獣」とも呼ばれ、火の中でも平気な生物だという。体重が約250kgもあり、強くて長細い毛が生えている。この毛から燃えない布「火浣布」が作られると言われている。この火鼠は、火の中では体が赤く発光し、火の外に出ると白くなる。このとき水を掛けられると死んでしまうという。昔からサラマンダーと関係があるのではないかとも言われている。中国の西にある山に棲むという伝説や、南の果ての火山にある、不尽木という燃えない木に棲むという説がある。「竹取物語」で、かぐや姫が阿部御主人に手に入れるようお願いした「火鼠の皮衣」も、この妖怪の毛皮だと言われている。
《伝承地域》
中国
《特徴》
中国や日本に伝わる妖怪で「火光獣」とも呼ばれ、火の中でも平気な生物だという。体重が約250kgもあり、強くて長細い毛が生えている。この毛から燃えない布「火浣布」が作られると言われている。この火鼠は、火の中では体が赤く発光し、火の外に出ると白くなる。このとき水を掛けられると死んでしまうという。昔からサラマンダーと関係があるのではないかとも言われている。中国の西にある山に棲むという伝説や、南の果ての火山にある、不尽木という燃えない木に棲むという説がある。「竹取物語」で、かぐや姫が阿部御主人に手に入れるようお願いした「火鼠の皮衣」も、この妖怪の毛皮だと言われている。
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