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2017年10月07日

見る者を引き込む赤水門の霊

水門から伸びた死者の手が「おいでおいで」をする

旧岩淵水門1.jpg

〔場所〕東京都北区
〔出現時間帯〕
〔霊タイプ〕地縛霊、怨霊
〔姿形〕女性型
〔目撃情報等〕
東京・北区にある荒川の旧岩淵水門は、その色から「赤水門」と呼ばれ、都内でも有名な恐ろしい心霊スポットと言われている。写真を撮ると、その中に不思議な光や人影が写ることはしょっちゅうで、幽霊の目撃談や、何者かが水に飛び込む音が聞こえることもあるそうだ。興味半分で水門近くの水面を覗いていると、自分でも知らないうちにフラフラと川へ入り、溺れ死んでしまうという。そんなときは決まって、水面から無数の死者の手が伸びて、引きずり込もうとしているのだ。

地元で「赤水門」と呼ばれる旧岩淵水門は、荒川と隅田川が別れる所にある。この水門が造られた目的は、荒川の上流で洪水が起こったとき、その大量の水が隅田川に流れ込んで被害が広がるのを防ぐためで、当時の荒川は洪水の被害がとても多かった。赤水門がある辺りは、洪水のときに、荒川の上流で水にさらわれた人々が水死体となって流れ着き、水面に浮かんでいた場所なのだという。

赤水門では、夜に霊を見たという話が多いが、それらは青水門の明かりを霊と勘違いしたのではないか、という説もある。青水門は昭和の終わりに出来た新しい水門で、夜になると青白く見えることがある。これを暗がりで発見したら、霊と勘違いすることもあるかもしれない。しかし、テレビの取材で霊能者が気絶寸前になったり、タレントが「幽霊がいる!」と言って走って逃げたりしたこともあるため、勘違いだけとは言い切れず、霊がいる可能性は高い。

旧岩淵水門2.jpg


posted by 麻生祇燐 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 心霊
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