Excel VBA 数学実験室
Excel と VBA を用いた数学実験ブログです。
Excel の機能を使って色々な関数のグラフを描いています。
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四元数にまつわる穴があったら入りたいほど恥ずかしい話
(Blog Cat at 03/24 12:19)
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色々な事情があってボツにした原稿を入れておく倉庫ページです。
四元数にまつわる穴があったら入りたいほど恥ずかしい話 最後に個人的なことを1つだけお話します(オチがありますよ)。実は私がハミルトンさんの逸話に関心をもつようになったのは、ちょっとした理由があるのです。以前に複素数をあれこれいじりながら
「なんとか実数だけで複素数を定義できないかなあ」
と試行錯誤した挙句、
「おお! これならいける! 複素数の新しい定義法を発見したよ」
と勝手にはしゃいで周囲に吹聴してました( ← この行動が実にバカっぽい)。そうやってしばらく勝手に浮かれていましたが、ある日、図書館で一冊の本を手に取ってみると ......
「ぎゃああああ!」
と心の中で叫びました。私が新発見と思い込んでいたその定義は大昔(19世紀)にハミルトンさんがとっくに見つけていたことだったのです。
「穴があったら入りたい」心境とはまさにこのことです。はっきり言って学術世界では「後出し」ほど恥ずかしいものはないのです。まあだからと言って、それを理由にハミルトンさんを逆恨みすることもなく(当たり前)、むしろ
「ハミルトンさんって、どんな人なんだろう?」
と勝手に親近感をもつようになり、あれこれ人物伝なども読むようになりました。ちなみに当時はまだ四元数を「よげんすう」と読んでいましたよ( ← どこまでバカなの?)。おしまい。
偶発的要素で未来が変わりうる? 意識の関わる脳内のことは後回しにして、まずは意識以外の偶発的要素で未来が変わりうるかを考えてみます。
たとえば1人の赤ん坊が生まれ、その子供が成長して、ある時ある場所で素敵な人と巡り合って結婚したとします。どんな場所で、どんなロマンチックな出会いがあったのかは、皆さんの想像にお任せします。今考えたいのは
こうした人生コースに他の可能性はあったのだろうか?
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