Excel VBA 数学実験室
Excel と VBA を用いた数学実験ブログです。
Excel の機能を使って色々な関数のグラフを描いています。
ブログの片隅に「こばとちゃんの数学コーナー」もあります。
≫ 姉妹サイトにて「数論講座」連載中!
≫ Python プログラミングのサイトを始めました!
<<[*]前の記事へ
[#]次の記事へ>>
SPI非言語分野対策 ハイスピードつるかめ算!
(Blog Cat at 07/16 14:42)
[1/2ページ]
ハイスピードつるかめ算! SPIの定番のひとつに鶴亀算があります。
たとえば次のような問題ですね。
[例題@] 50円切手と80円切手を合わせて 29枚買うと代金は 1,990円でした。80円切手は何枚買いましたか?
方程式ではなく鶴亀算で解く。今となっては世間の(?)常識ですね。でも SPI はたくさんの問題を短時間で解かなくてはいけません。こういう単純な問題であっても、少しでも時間を節約できれば、そのぶんを他の問題に回せます。そこで「ハイスピードつるかめ算」の出番です! 単純な鶴亀算であれば、ほとんどこの解き方でいけるはずです。
[例題@の解答] とりあえず適当に当たりをつけて、
80×20 + 50×9 = 1600 + 450 = 2050 [*]
と計算してしまいます。1,990円より少し高いですね。その差は 60円。これは 80円切手と 50円切手の差 30円が2つぶんです。つまり本当の正解より2つだけずれていたということ。なので正解は 80円切手が18枚! 解答速度を比較するために普通の鶴亀算で解いてみましょう。硬貨が全部 50円切手だったとすると、
50×29 = 1450円
となります。本当の代金との差は 540円なので、50円切手と 80円切手の代金の差 30円で割って
540÷30=18枚
が答えとなります。慣れていればこの方法でも十分に早く計算できますが、引き算と割り算が入っているので「ハイスピードつるかめ算」に比べると数秒の差は生じます。しかもこれがもう少し入り組んだ問題になってくると......
[例題A] 100円玉、50円玉、10円玉を何枚かずつとると全部で 25枚、合計金額は970円でした。50円玉は何枚ですか?
2種類のものが3種類になるだけで、普通の鶴亀算では相当に厳しくなります。方程式だと x, y, z の3つの未知数が必要です。しかし「ハイスピードつるかめ算」なら別にそれほど困りません。
[例題Aの解答] 100円玉 5枚あた
[6]次ページへ>>
コメント(0)
トラックバック(0)
<<[*]前の記事へ
[#]次の記事へ>>
目次
(C)F@N Communications, Inc.