Excel VBA 数学実験室

 Excel と VBA を用いた数学実験ブログです。
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カテナリー(懸垂線)
(Blog Cat at 05/22 20:28)
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問題06L(k).gif

これが描ければ (3) の問題はおまけのようなものです。

(3) 与えられた数値を入れて計算します:

     k = sqrt(5) = 2.236    L(k)/2 = 2
     k = sqrt(17) = 4.123   L(k)/2 = 4
     k = sqrt(26) = 5.099   L(k)/2 = 5

ですね。何となく k が L(k)/2 に近づいている気がしますね。先ほどのグラフから L(k) ≒ 2k ですから、

     L(k)/2 ≒ k

がわかります。これは十分に大きい( k ≧ 5 あたりの) k においては、下図のように緑色の線分と赤い実線部分の長さが等しくなることを示しています。

 問題06kとLの関係.gif

補足 カテナリー(懸垂線) より一般的なカテナリーの定義は

画像カメラ
で与えられます。カテナリーが満たす方程式は

1 + y′2 = y2/a2, y" = y/a2
です。カテナリーは均質な紐の両端を天井で
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