Excel VBA 数学実験室

 Excel と VBA を用いた数学実験ブログです。
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立ち上がりに特徴がある関数です
(Blog Cat at 04/23 19:06)
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 曖昧なまま [*] を使うことをためらわれる人もいるかもしれませんので、「はさみ打ちの原理」を使って証明してみましょう。そのために、

f(x) = √x - log(x)
という関数を考えてみます。上式を微分すると、

f´(x) = (√x - 2)/(2x)
が得られます。x > 4 で f´(x) > 0 (単調増加)がいえますね。
また、 e/2 > 1 なので(e = 2.718 ですよ。念のため)

f(4) = 2log(e/2) > 0
も成り立ちます。したがって

0 < logx < √x  (x > 4)
が成り立ちます。x で割って

0 < logx/x < 1/√x  (x > 4)
 だから x → ∞ の極限をとると「はさみ打ちの原理」により

logx/x → 0 (x → ∞)
が成立します(証明終わり)。

 Ay=sqrt(x)-logx(修正).gif

 しかし極限値1つ求めるために、いちいち「はさみ打ちの原理」なんて使っていては面倒です。実はもっと簡単な方法があります。それは「ド・ロピタルの法則」を用いる方法です:

画像カメラ
 「ド・ロピタルの法則」は 0/0 や ∞/∞ のような不定形に対して威力を発揮する極限の計算法です。「平均値の定理」と「コーシーの平均値の定理」を経て
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