Excel VBA 数学実験室

 Excel と VBA を用いた数学実験ブログです。
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2次関数の頂点の軌跡を実感してみましょう
(Blog Cat at 04/10 01:41)
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 今回のテーマは高校数学でよく扱われる2次関数の頂点の軌跡です。

2次関数の頂点の軌跡
 パラメータ a を含んだ2次関数

y = x 2 + ax   [1]
を解析してみます。

 01y=x^2-ax.gif

 a が変化するとそれに連動して頂点が動きます。
 その軌跡の方程式を求めてみましょう。[1] を変形して

y = (x + a / 2) 2 − a 2 / 4
ですから、頂点の座標は

(X, Y) = (− a / 2, − a 2 / 4)   [2]
となりますね。 a を消去すれば

Y = − X 2   [3]
という軌跡の方程式が得られます。これを図示してみると ......

 02頂点の軌跡.gif

 Y = − X 2 に沿って頂点が移動しているのが分かります。


3 次元グラフで頂点の動きを確認してみます 実は3次元グラフを使うと頂点がどのように動くかひと目でわかります。
 a もまた変数と考えて、

f(x, a) = x 2 + ax   [4]
という2変数関数のグラフを描いてみると ......

 
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