ましょう。これまで指数計算で学んできたように、1 / 2 = 2 −1 ですから、( a x) y = a x y の公式を使って、上の関数は
y = ( 2 −1 ) x = 2 −x
と表せます。y = 2 x の x の部分が −x になっていますね。y = 2 −x に 1, 2, 3, ・・・・・・ と正の値を入れれば、それは y = 2 x に −1, −2, −3, ・・・・・・ の値を入れたことと同じです。y = 2 −x に負の値を入れれば、 y = 2 x に正の値を入れたことと同じになります。つまり、y = 2 x とy = 2 −x は、y 軸に対して対称な関数であるはずです。では実際にエクセルのグラフで確かめてみましょう。
確かに対称なグラフになっていますね。さて、ここでグラフをじっと見つめながらちょっと勘をはたらかせてみてください。y = 2 x と y = 2 −x を足し加えるとどうなりますか? 左右対称のお椀のようなグラフがイメージできると思います。確かめてみましょう。
縦軸のスケールを変えた( x と y の目盛の大きさを同じにしています)ので少し印象が変わるかもしれませんが、確かに左右対称のグラフが現れました。 a = 2 の代わりに
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