日常のお部屋

お久しぶりです！！

今日からは淡々と物語を語っていきたいと思います。

~*記憶*~�@

しんしんと雪降る町で生まれ、ダイヤモンドダストが輝くふるさと。

そんな町で私は18年過ごしました。

小さいころからやんちゃで父母には迷惑ばかりかけ、ほぼ毎日怒られる日々

私には5つ上の兄がいて、真逆の人物。頭がよく、まじめで、周りからも認められる存在。

なにかにつけて兄より劣っている事を突き付けられ、劣等感を感じてました。

そんな兄より目立つためにとった私の行動は。。。。

今考えても恥ずかしい話だが、不良になり、悪い事をし、親の目を自分に向ける事だった。。。

わかってはいたが、こんな事をしても全て逆効果。。どんどん私の周りの評価は悪くなり。

どんどん荒んだ生活をしていった。

そんな中学生だった頃、悪い仲間とつるみ変わらぬ毎日。

だがある時全てが崩れた。

調子に乗りすぎていた私。

仲間の一部が私に対して、異論を唱え始めていた。

周りの仲間たちは水面下で勢力を広め、とうとう私は孤立。。。

仲の良かった仲間達は離れていき、途方にくれ。楽しくもない学校へ通う。

そんなある日変化が。

ただ孤立していく私に対し、悪い仲間たちが離れていくだけではなく、

私に嫌がらせを始めてきた。

靴に画鋲。

椅子に画鋲。

トイレに呼び出し。

集団でのいじめ。

苦痛な毎日が1年以上続き。

もう逃げる場所がなく、家の部屋に閉じこもる生活に。

このまま引きこもり、卒業してもう人とは触れ合いたくないとまで思っていた。

しかしこんなモノでは済まなかった！

ある休日部屋に閉じこもっていた日、自宅のインターホン。

母が玄関に出て、

私に「友達が来ているよ！」と。。。。

体の震えが止まらない。。。

「家にまできた。。」

玄関までびくびくしながらいくと、

やっぱり。。。

悪い仲間と知らない顔の人達が大人数で外に。

アタマではなにも考えられない状態で、連れ出される。。。

空き地につれていかれ、身に覚えのない事で知らない人達に殴られ続ける事1時間。。

顔は血だらけになり、自宅へ戻る。

もう真っ白になり、ただただ立ちつくす。

母は号泣し、私も泣くしかなかった。

その後、外出もできなくなり、自宅のインターホンがなるたびにおびえる日々。

母も気をつかってくれ、私は家にいない事を告げてくれるため、外部との接触はゼロになった。

自分のから発する言葉も次第になくなっていき、

人と会話することもできない精神状態が続いたある日。

母が私に話しました。

「背伸びしなくていい。あなたはあなた。お父さんと私の子供なんだから。つらいときは一緒。」

「あなたはお兄ちゃんと違って、可能性をいっぱいもっている」

「お兄ちゃんは可能性を自分で作る段階から頑張っている」

「でもあなたはもともと可能性を持っている！だから自信持ちなさい。」

「若いうちは進んで失敗しなさい。40・50になった時成功すればいい」

はじめは実感なく、ただ不思議と勇気が出る言葉だった。

それから~

中学を卒業し、高校へ進学。

今までの学校生活とは真逆の生活をする。

不良みたいな事をしていた毎日ではなく、部活に没頭し、合間に勉強。

毎日暇もなく、部活に追われる毎日。

高校2年間すぎたころ、

母が言ってくれた言葉が現実となり、

部活で、

キャプテンを務め、

大会では優勝、

個人表彰もされ、結果として残す事が出来た。

はじめて自分の存在価値というか、父母への恩返しができたかなと

実感が湧いた。

父母に迷惑をかけ続けた学生生活、まだ全然恩返しできていない。

これから生涯かけて恩返ししていきたい。

私の人生で大きな偉大なる父母へ。





長々と長文お読み頂き有難う御座いました。

実話の物語でしたー！

コメントありましたらどしどし教えて下さい。

またみなさんの体験談などありましたらお聞かせ下さい（＾◇＾）