温暖化の進行によって、高温による大規模な森林火災、干ばつが発生している。それによって、穀物生産や
畜産が深刻な打撃を受けているそうです。
さらに、コロナ危機の拡大によっての物流の停滞などや、農作業の人手不足などで、世界全体の飢餓人口は
今年、2億6千5百万人に達するとされ、昨年から倍増する恐れがあるという。
直撃する国はアフリカア始めとする途上国である。だが、輸入依存に関しても日本も同じであろう。
1965年には73%を超えていたカロリー換算の食糧自給率では平成30年度で37%に落ち込んでいるの
だ。半分以上を輸入に依存しているわけである。
現政権下では、【成長戦略】の名の下、高級農産物の輸出拡大を念頭に、農業の大規模化、効率化に力を
注ぐが、現状、農家の高齢化は進んでいて、又後継者問題もあり、耕作放棄地は増え続けているそうです。
生産基盤の弱体化は止まらない。
コロナウイルスの拡大に伴い、ロシヤなどが穀物の輸出制限に踏み切った。
世界貿易機構(WTO)は、自国の食糧不足が危機的状態のときは、輸出を止める権利を認めているのだ。
農林水産省は『影響はほとんど出ていない』というけれど、温暖化が進みウイルスと共存する時代であるの
だ。必要な時に必要な食物を売ってくれるか保証はない。
今、コロナウイルスの蔓延するアメリカで食肉の生産が減っている。米国からの豚肉の輸入に支障が出始めて
いるという。 (東京新聞社説引用)
農業再生は急務と思えてくる。 農産物は自然の恵みであり、すぐに増産とはいかない。
今こそ現政権は真剣に検討して、豊かな田畑を守るべきと考える。その為にもコロナ対策はすべきだが、
農業再生も至急手を打つべきだと考える。待ったなしである。特に米国式農業は日本には合わないが、、。
それでもいろいろ工夫すればまだまだ余地がある。色々模索しながら進めばいい。
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