第一のメリットは、脳のコンデイションアップでしょう。頭脳労働が多いひとにとっては、関心の高いポイントだと思います。 ココナッツオイルは、約6割が中鎖脂肪酸。中佐脂肪酸は通常の脂肪酸と異なり、腸管からすぐに血液中へと吸収され肝臓で代謝されるという特徴があります。肝臓で代謝されると「ケトン体」と呼ばれる物質に変化し、脳に運ばれて神経細胞のエネルギー源として利用されます。
つまり、脳細胞を働かせる上で、非常に効率的なエネルギー源なるのが、ココナッツオイルというわけです。
そもそもココナッツオイルが注目され始めたのは、アルツハイマー病の治療に利用ができるのではと考えられたことからです。 「第3の糖尿病」と呼ばれるアルツハイマー病では、脳の神経細胞が糖をエネルギー源として活用できなくなっていることが知られています。 ところが、ココナッツオイルを用いることで血液中のケトン体が増え、脳の神経細胞のエネルギー源を確保しやすくなることから、アルツハイマー病の症状が改善される可能性があるとして、注目を集めています。
また、糖質制限を助けるアイテムとしても、ココナッツオイルは役に立ちます。
糖質を控えると、体はそのエネルギー源を糖質から脂質メインへとシフトします。この時、脂質の代謝物であるケトン体が産出されることから、糖尿病の食事療法においてもココナッツオイルが重宝されています。
短銃に空腹感は抑制されるだけでなく、糖尿病の合併症の一つ、抹消血管障害の予防に効果的な成分が入っていることも報告されています。
ココナッツオイルを選ぶ際は、価格が高くなりますが、低温抽出(コールドプレス)の物を選ぶこと。「エクストラバージン」と表記があれば、大丈夫です。
関連資料:【ココナツオイルが認知症に効く本当な理由】中野重徳,満尾正 宝島社
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