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2017年10月21日

「トットちゃん!」第3週

黒柳徹子さんの軌跡を描くテレビ朝日の昼のドラマ「トットちゃん!」は、第3週に入りました。この週から、「窓ぎわのトットちゃん」をベースにした展開となります。まずはその概要から。
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学習態度の悪さから国民学校を追われ、トモエ学園へ編入されるようになった徹子(トットちゃん,豊嶋花)。古い電車を再利用した教室や、時間割のない授業など、トットちゃんにとっては何もかも斬新。友達もたくさんできました。
そんななか、小児麻痺をわずらっていた男の子・郁夫(横山歩)と出逢います。トットちゃんは、郁夫を校庭の大木に登らせようと毎日奮闘するようになりました。そして、出入りの工事業者の梯子を借りて、何とか成功。二人で周囲を眺め「この向こうにアメリカがある」と郁夫は話します。さらに、「アメリカには『テレビジョン』と呼ばれる四角い箱があり、それが日本にできれば家で相撲が見られるようになり、外国の人々との理解疎通が容易になる。それができるまで、生きていられるだろうか」と話をつなげました。しかし、郁夫は2年生の夏休みに死んでしまうのでした。
いっぽう、当時の日本は戦争の影が忍び寄っていました。日中戦争が勃発し、パパの守綱(山本耕史)・ママの朝(松下奈緒)の周囲も例外ではありません。パパは演奏会の仕事が減り、軍隊への慰問が多くなりました。ですがパパは戦争反対の立場にあり、「軍歌は演奏したくない」として拒むことも多くなります。パパとママがかつて住んでいた乃木坂のアパートの住人であるダンサーのダニー(新納慎也)が軍事徴用を受け当時日本領だった台湾へ赴くなど、文化や芸術への締め付けが始まりました。
そして真珠湾攻撃が始まります・・・
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トモエ学園の教育システムは、「時間割」というのがありません。朝礼のあとに、その日に学ぶ課題を黒板に書き上げ、生徒はそのなかから好きなものを選んで順番に取り組みます。時間を区切っていないので、じっくりと課題に取り組むことができます。いまの日本の学校にも、このシステムは取り入れるべきではないかと個人的に思います。
また、今週の放送では、ママが親子で北海道へ里帰りする場面があります。その帰途、東北本線の列車内でトットちゃんが車窓に映る、花咲くりんご畑を見て興味を示したことから、同じ列車に同席していたおじさんと話が弾みます。おじさんは青森のりんご農家で、トットちゃんが「青森のりんごを食べたことがない」と話すと「だったら送ってあげる」と返事をして、収穫期に黒柳家に届けられました。
このおじさんが、今後のストーリーに再び登場しそうな予感がします。
posted by edaroh at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ
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