2017年10月14日
「トットちゃん!」第2週まとめ
テレビ朝日の昼のドラマ「トットちゃん!」は2週目に入りました。
今回は、徹子さん(トットちゃん)が生まれ、国民学校に入学してからのお話です。
ここまでのストーリーをまとめました。
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朝(松下奈緒)と守綱(山本耕史)が結婚して4年。黒柳家に赤ちゃんが誕生します。守綱は最初、「生まれる子は男の子だ」と直感して身篭ったさいに「徹」という案を出しました。生まれた子は女の子。守綱は改めて、「徹」の字に「子」の字を加えて「徹子」と名付けます。
出産を機に港区(現)乃木坂のアパートから大田区(現)北千束の一軒家に引越し、徹子(豊嶋花)は感性豊かな女の子に成長します。
そして徹子は7歳になり、地元の国民学校(旧制の小学校)に入学しました。感性が豊かで、人一倍あらゆるものに好奇心を持つ徹子。しかし入学式で「起立」「礼」「着席」などの団体行動でのテンポのずれと、落ち着きのなさが露見されます。
それらは日増しにエスカレート。教室の窓辺にチンドン屋を呼び込んで他の生徒を扇動させたり、先生の言うことに逆らうなど、「学級崩壊」を招いてしまいます。どんなに叱咤しても罰を与えても効果はなし。そしてある日、朝は学校に呼び出され、「手に負えないので夏休みのうちに転校するように」と釘を刺されました。
朝と守綱は「家庭学習」も考えました。しかし「最善の方法」を探るべく、乃木坂のアパートを訪ね、そのなかにあるカフェのマスター・シイナ(小沢征悦)に相談を持ちかけます。
シイナは「以前新聞で、『こどもの自主性を尊重する教育』をする学校がある,という話題を見たことがある」と切り出し、その記事に載っていた学校にコンタクトを取りました。それが、徹子の人格形成の基礎を作った「トモエ学園」です。
後日、朝は徹子を連れてトモエ学園を訪れ、徹子は校長の小林先生(竹中直人)と面談。4時間に渡って校長先生とお話をしたのでありました。
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当時の学校教育は戦時色が高まり「お国を愛しお国を守り、忠誠を誓う」ための教育でした。しかし徹子さんの感性の高さと強い好奇心は「軍国化教育」の足枷せとなってしまいます。戦争状態となりつつあるときに、文化や芸術に興味を持つことが許されなくなった様子がうかがえます。
またそれは、朝と守綱が住んでいた乃木坂のアパートの住人たちにも忍び寄ってきました。アパートの住人たちはダンサー・芸術家・俳優・脚本家。それらが集まってダンスパーティーを開いたら警察が来て「西洋列強のスパイの疑い」でときに拷問を伴うような取調べを受けてしまう場面もあります。教育と文化に戦争の影がちらついてきたのです。その、「軍国化」「言論統制」「思想統制」から取り残された子どもを救う唯一のセーフティーネット(避難場所)が、トモエ学園であったとも言えます。
今の日本は、その方向へ進みかねない状況です。
こんどの衆議院選挙で歯止めをかけましょう。そのためには、投票活動でマスメディアの言いなりに踊らされない、意志の強い政治リテラシーを持つことが一番重要です。投票日は10月22日。また、期日前投票もやっていますので、必ずやりましょう。棄権や白票は犯罪と同義、そのしわ寄せは何らかの形で返ってきます。
第3週目からは、トモエ学園の話が始まります。
今回は、徹子さん(トットちゃん)が生まれ、国民学校に入学してからのお話です。
ここまでのストーリーをまとめました。
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朝(松下奈緒)と守綱(山本耕史)が結婚して4年。黒柳家に赤ちゃんが誕生します。守綱は最初、「生まれる子は男の子だ」と直感して身篭ったさいに「徹」という案を出しました。生まれた子は女の子。守綱は改めて、「徹」の字に「子」の字を加えて「徹子」と名付けます。
出産を機に港区(現)乃木坂のアパートから大田区(現)北千束の一軒家に引越し、徹子(豊嶋花)は感性豊かな女の子に成長します。
そして徹子は7歳になり、地元の国民学校(旧制の小学校)に入学しました。感性が豊かで、人一倍あらゆるものに好奇心を持つ徹子。しかし入学式で「起立」「礼」「着席」などの団体行動でのテンポのずれと、落ち着きのなさが露見されます。
それらは日増しにエスカレート。教室の窓辺にチンドン屋を呼び込んで他の生徒を扇動させたり、先生の言うことに逆らうなど、「学級崩壊」を招いてしまいます。どんなに叱咤しても罰を与えても効果はなし。そしてある日、朝は学校に呼び出され、「手に負えないので夏休みのうちに転校するように」と釘を刺されました。
朝と守綱は「家庭学習」も考えました。しかし「最善の方法」を探るべく、乃木坂のアパートを訪ね、そのなかにあるカフェのマスター・シイナ(小沢征悦)に相談を持ちかけます。
シイナは「以前新聞で、『こどもの自主性を尊重する教育』をする学校がある,という話題を見たことがある」と切り出し、その記事に載っていた学校にコンタクトを取りました。それが、徹子の人格形成の基礎を作った「トモエ学園」です。
後日、朝は徹子を連れてトモエ学園を訪れ、徹子は校長の小林先生(竹中直人)と面談。4時間に渡って校長先生とお話をしたのでありました。
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当時の学校教育は戦時色が高まり「お国を愛しお国を守り、忠誠を誓う」ための教育でした。しかし徹子さんの感性の高さと強い好奇心は「軍国化教育」の足枷せとなってしまいます。戦争状態となりつつあるときに、文化や芸術に興味を持つことが許されなくなった様子がうかがえます。
またそれは、朝と守綱が住んでいた乃木坂のアパートの住人たちにも忍び寄ってきました。アパートの住人たちはダンサー・芸術家・俳優・脚本家。それらが集まってダンスパーティーを開いたら警察が来て「西洋列強のスパイの疑い」でときに拷問を伴うような取調べを受けてしまう場面もあります。教育と文化に戦争の影がちらついてきたのです。その、「軍国化」「言論統制」「思想統制」から取り残された子どもを救う唯一のセーフティーネット(避難場所)が、トモエ学園であったとも言えます。
今の日本は、その方向へ進みかねない状況です。
こんどの衆議院選挙で歯止めをかけましょう。そのためには、投票活動でマスメディアの言いなりに踊らされない、意志の強い政治リテラシーを持つことが一番重要です。投票日は10月22日。また、期日前投票もやっていますので、必ずやりましょう。棄権や白票は犯罪と同義、そのしわ寄せは何らかの形で返ってきます。
第3週目からは、トモエ学園の話が始まります。
窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫) [ 黒柳徹子 ] |
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