2016年08月15日
高崎地区の107系
今月に入り、高崎地区(上越・旧信越・両毛・吾妻各線)の115系1000台・107系の置き換えが正式に決まりました。
それを受け置き換えまでに両系式を記録しようと週末に高崎まで行ってカメラに収めましたが、今回は107系を紹介します。
107系は、JR西日本の105系電車に倣った2両編成の地方向け通勤型電車です。クモハ+クハを基本構成とし、1両でも走行可能な設計にしました。前面形状は105系と同じですが、側面は異なります。
最初は、日光線に残存していた165系の置き換えを目的にして、同系の足回りとパンタグラフ,冷房装置を再利用して1988年に竣工、小山に配置されました。外観も内装も新品ですが、機器類が流用なので実質的に「165系の通勤型改造」と考えてもよいでしょう。
高崎地区への投入は1989年。高崎以北の普通列車に165系が残存し、それらの置き換えを目的にして改造され、新前橋に配置されました。アイボリーに緑色と桃色の帯をした外観はインパクトがあり、それが高崎地区の独自性と個性を象徴するものとなり、今日まで親しまれています。なお、その後、他地域向けの改造や配置はありません。
しかしながら、改造から四半世紀以上が経過した現在では機器類は旧態同然で115系1000台よりも長く使われ老朽化が始まっています。115系1000台が40年近くなのに対して107系は165系から数えて50年以上。いずれも、標準的な耐用年数である30年を大きく越えています。置き換えの話が出るのも、無理ありません。日光線向けはすでに京葉車両所から転属した205系に置き換えられています。
107系は今年じゅうにも退役する由。いまのうちに、高崎地区独自の珍車107系も、記録しておきましょう。
★写真は3点とも高崎にて★
それを受け置き換えまでに両系式を記録しようと週末に高崎まで行ってカメラに収めましたが、今回は107系を紹介します。
107系は、JR西日本の105系電車に倣った2両編成の地方向け通勤型電車です。クモハ+クハを基本構成とし、1両でも走行可能な設計にしました。前面形状は105系と同じですが、側面は異なります。
最初は、日光線に残存していた165系の置き換えを目的にして、同系の足回りとパンタグラフ,冷房装置を再利用して1988年に竣工、小山に配置されました。外観も内装も新品ですが、機器類が流用なので実質的に「165系の通勤型改造」と考えてもよいでしょう。
高崎地区への投入は1989年。高崎以北の普通列車に165系が残存し、それらの置き換えを目的にして改造され、新前橋に配置されました。アイボリーに緑色と桃色の帯をした外観はインパクトがあり、それが高崎地区の独自性と個性を象徴するものとなり、今日まで親しまれています。なお、その後、他地域向けの改造や配置はありません。
しかしながら、改造から四半世紀以上が経過した現在では機器類は旧態同然で115系1000台よりも長く使われ老朽化が始まっています。115系1000台が40年近くなのに対して107系は165系から数えて50年以上。いずれも、標準的な耐用年数である30年を大きく越えています。置き換えの話が出るのも、無理ありません。日光線向けはすでに京葉車両所から転属した205系に置き換えられています。
107系は今年じゅうにも退役する由。いまのうちに、高崎地区独自の珍車107系も、記録しておきましょう。
★写真は3点とも高崎にて★
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