2020年11月19日
韓国映画「マユミ」
先日、YouTubeを漁っていているうちに韓国映画「マユミ」を見つけ、最後まで見てしまいました。
1987年秋に起きた、大韓航空機爆破事件を題材にした映画です。
これは、翌年開かれたソウル五輪の妨害を狙い、北朝鮮がバクダット(イラク)発ソウル行き大韓航空の定期便に時限爆弾をしかけ、インド洋上空で爆破されたものです。
「マユミ」は、事件容疑者であった北朝鮮の工作員・ヒョンヒの偽名。物語はヒョンヒの視点だけでなく、犠牲となった出稼ぎ労働者の視点でも描かれています。
当時韓国から、暮らし向きを豊かにするために、中近東への出稼ぎが行われていました。爆破された飛行機には、イラクで年季を終え母国へ帰る労働者たちで溢れていたといいます。そのなかには、現地で帰国当日まで仕事をしてトラブルに巻き込まれて乗り遅れ、命拾いした人がいました。そのことも、描かれています。さらに、乗客名簿に、トランジット地点のアブダビで降機したヒョンヒを含む二人の「日本人」がいることに不審を抱き、追跡する大韓航空の現地職員の姿も描きました。
また、最初の部分では、「日本人化教育」の教官であるウネが登場。ウネは日本の海岸で北朝鮮の工作員に連れ去られ、日本の言葉や作法を教える役割を担いました。この事件は、「日本人拉致問題」がクローズアップされるきっかけにもなりました。
これだけでも、事件の概要が分かります。(日本語字幕付きです)
こちらから
1987年秋に起きた、大韓航空機爆破事件を題材にした映画です。
これは、翌年開かれたソウル五輪の妨害を狙い、北朝鮮がバクダット(イラク)発ソウル行き大韓航空の定期便に時限爆弾をしかけ、インド洋上空で爆破されたものです。
「マユミ」は、事件容疑者であった北朝鮮の工作員・ヒョンヒの偽名。物語はヒョンヒの視点だけでなく、犠牲となった出稼ぎ労働者の視点でも描かれています。
当時韓国から、暮らし向きを豊かにするために、中近東への出稼ぎが行われていました。爆破された飛行機には、イラクで年季を終え母国へ帰る労働者たちで溢れていたといいます。そのなかには、現地で帰国当日まで仕事をしてトラブルに巻き込まれて乗り遅れ、命拾いした人がいました。そのことも、描かれています。さらに、乗客名簿に、トランジット地点のアブダビで降機したヒョンヒを含む二人の「日本人」がいることに不審を抱き、追跡する大韓航空の現地職員の姿も描きました。
また、最初の部分では、「日本人化教育」の教官であるウネが登場。ウネは日本の海岸で北朝鮮の工作員に連れ去られ、日本の言葉や作法を教える役割を担いました。この事件は、「日本人拉致問題」がクローズアップされるきっかけにもなりました。
これだけでも、事件の概要が分かります。(日本語字幕付きです)
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