2016年12月13日
ジャパンXボウルとオービックシーガルズへの提言
昨日、東京ドームへ、社会人アメフト日本一決定戦「ジャパンXボウル」を見てきました。
これを見て感じたこと・思うことを、綴ってまいります。長文かつ辛辣で厳しいことも言いますが、ご了承のほど。
今回の対戦はわれらがオービックシーガルズと、天敵富士通フロンティアーズ。シーガルズはこれに勝つと、3年ぶりに日本一を奪還します。
試合開始は19時。富士通の先攻で始まりました。先発QBは長身の長距離砲,コービー・キャメロン選手(背番号3)。守備が踏ん張るも、フィールドゴールで先制されてしまいます。
オービックの先発QBはジェリー・ニューハイゼル選手(背番号15)。本来ならば大舞台に強い菅原俊選手(背番号6)です。最初はうまくパスが進むも守備に阻まれ、うまくいきません。前半は富士通のフィールドゴール3本だけ、0対9で終わりました。これなら、逆転の余地がありました。
後半、QBを菅原選手に替えました。ジェリー選手とは違い、パスがつながります。が、タッチダウンが決められずフィールドゴールのみ。ここから富士通に流れが大きく変わってしまいます。
最終スコアは3対16。無念の大敗でした。
正直なところ、敗因は菅原選手を先発させず、ジェリー選手を過信したことにあります。
そもそもジェリー選手は、シーガルズ待望の長距離砲として期待されました。しかし、春季トーナメント戦でのムラのある粗雑なプレーはあまり改善されず、メンタルの弱さも露見されています。
逆に菅原選手は、「ウエストコーストオフェンス」と呼ばれる、ランやショートパスを多用した確実な攻撃に強い技巧派です。メンタルも屈強で、JXBのような大舞台で、最強のチーム相手に根性を出し、果敢に攻め立てます。
そもそもは、「富士通相手だとウエストコーストオフェンスが通用しない」「調子が良かった」ことを理由にジェリー選手を起用したと考えます。典型的な過信です。
ジェリー選手は米国の名門大学のチームに在籍していましたが、先発経験のない控え選手でした。ネームバリューだけで雇い入れた感じがします。正直、ジェリー選手は試合で使えません。大事な試合を台無しにした罪は大きい。
一方の菅原選手は、大舞台にもかかわらず控えにされてしまったことで、屈強なメンタルのバランスが崩壊して本来の機能を果たさなかったとも言えます。本来先発QBであるはずなのに、ジェリー選手に過度の期待をしたことで蔑ろにされ、そのことが最終的にメンタルを狂わせたとも考えられます。
このさい来季は、ジェリー選手にはチームから去ってもらい、菅原選手を正QBに戻し畑卓志郎選手(背番号12)と日本人の新人選手を軸に攻撃を組み立てなくてはいけません。
かえって機能しなかった長距離砲よりも、お家芸であるウエストコーストオフェンス中心に戻しましょう。
そうして、来年のJXBで、今年のやり直しをして、借りを返しましょう。無論、富士通を相手にして、菅原選手を先発にして。真のスーパースター・菅原選手なら必ずできるはずです。シーガルズは、あなたの活躍を必要としています。
僕も、「シーガルズファミリー」のひとりとして、来季は「2016年のやり直し」を実現させるよう、心血を注いでいきます。
来季の方針は、「復讐」です。
すでに僕のなかには、復讐の炎が燃え始めました。燃え尽きたろうそくに、もう一度復讐の火を灯して、シーガルズを甦らせます!そして、「日本一」という最高のクリスマスプレゼントを!
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