2014年07月05日
あとシングルヒット1本でサイクル安打の状況となった
<巨人7−6中日>◇5日◇東京ドーム
中日
和田一浩外野手(42)が追加点となる11号ソロを放った。
自身が4回に放った先制二塁打により、
2点リードで進んだ6回2死の第3打席。
巨人先発杉内の135キロを左翼席に運んだ。
「甘い球を逃さず打てました」。
2回には三塁打を放っており、
あとシングルヒット1本でサイクル安打の状況となった
1点差に迫った8回、
なお一、
二塁の好機で藤井の打球は久保のグラブをはじいたものの、
一塁から二塁に走っていた和田に当たった。
判定は守備妨害。
5分近く説明を求めた。
(和田が)当たろうと思って当たったわけじゃない。
全力でやっているから仕方ない。
巨人高橋由伸外野手(39)が、
一時逆転となる3ラン本塁打を放った。
2点を追う7回2死二、三塁。
先発杉内に代わり、
代打で登場。
中日2番手・浅尾の真ん中やや低めの140キロ直球を、
バックスクリーン右へとたたき込んだ。
「自分は打つだけの状況でしたが、
なかなか点が入らない状況だったので何とかしたい思いがありました。
力負けせずしっかり打ち返すことができました」とコメントした。
巨人
村田修一内野手(33)が、
11号ソロをバックスクリーンへと突き刺した。
3点を追う7回の先頭打者だった。
これまで2安打に抑えられていた中日先発・山井のやや外寄り140キロ直球をフルスイング。
チーム待望の初得点を生み出した。
「センター方向へ強い打球を打つことを心がけていました。
弾道は低かったのですがイメージ通りのスイングができました」とコメントした。
球運なき敗戦としかいいようがない。
中日谷繁元信兼任監督(43)の“執念抗議”は実らなかった。
「(和田が)当たろうと思って当たったわけじゃない。
全力でやっているから仕方ない」。
勝敗を分けたともいえるビッグ判定を、
もどかしく受け入れるしかなかった。
3点ビハインドの8回、
ルナと和田の適時打で1点差に迫った。
なおも一、
二塁の好機。藤井の打球は投手久保のグラブをはじいた。
強襲安打か?
だが次の瞬間、
その打球が一塁から二塁に走っていた和田に当たった。
判定は守備妨害。
1死満塁か、
2死一、二塁では大違い。
だがこの時、
出場していた谷繁兼任監督に本来、
抗議権はなかった。
しかし納得できず、
指揮権を持つ森ヘッドに加勢する形で猛然と説明を求めた。
「最初に投手に当たったからインプレーでしょう?」。
「ルール上、
投手の第1守備機会は終わっている」。
投手のグラブに当たった時点で、
打球がどこに転がろうが当たろうが関係ないのではないか?
あの打球を避けるのは不可抗力で、
和田もわざと当たったわけではない。
だが、
二塁佐々木塁審は首を振った。
「すぐ後ろで捕りに動いていた片岡選手に守備機会があった。
和田選手が避けて当たったことでその守備機会を妨げた」。
就任最長といえる5分近い“抗議”も判定は覆らず。
流れを分断された竜は得点を奪えなかった。
森ヘッドは「俺たちもああいうプレーは経験がない。
でもジャッジするのは審判だから」と渋い表情。
出来事は一瞬だが、
一番大事な場面で偶然が重なり、
最後は竜が球運に見放された形だ。
連敗で借金生活に逆戻り。苦い東京ドームナイトになった。
公認野球規則7・08(抜粋) 次の場合、
走者はアウトとなる。(b)走者が、
送球を故意に妨げた場合、
または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。
【原注1】打球を処理しようとしている野手の妨げとなったと審判員によって認められた走者は、
それが故意であったか故意でなかったかの区別なく、
アウトになる。
【注1】“野手が打球を処理する”とは、
野手が打球に対して守備しはじめてから打球をつかんで送球し終わるまでの行為をいう。
したがって、
走者が、
前記のどの守備行為でも妨害すれば、
打球を処理しようとしている野手を妨げたことになる。
巨人が逃げ切り、
貯金を13に伸ばした。
原辰徳監督のコメント。
「坂本は腰が据わったいいバランスの中でやっている。
詰まってもいい打球が打てる。試合には流れがあるが、
山口、
青木、
マシソンがしっかり断ち切ってくれた。
(セレモニーは)歴史を感じる。
先輩方、ファンの方々が築き上げ、
作ってこられた中で、
今日がある。
私はそう思ったし、
来られたファンの方々も、
そう思ったのでは」。
すばらしい試合でした。
こんな、
試合がつづいてくれることを、
望んでいます。
ecar
中日
和田一浩外野手(42)が追加点となる11号ソロを放った。
自身が4回に放った先制二塁打により、
2点リードで進んだ6回2死の第3打席。
巨人先発杉内の135キロを左翼席に運んだ。
「甘い球を逃さず打てました」。
2回には三塁打を放っており、
あとシングルヒット1本でサイクル安打の状況となった
1点差に迫った8回、
なお一、
二塁の好機で藤井の打球は久保のグラブをはじいたものの、
一塁から二塁に走っていた和田に当たった。
判定は守備妨害。
5分近く説明を求めた。
(和田が)当たろうと思って当たったわけじゃない。
全力でやっているから仕方ない。
巨人高橋由伸外野手(39)が、
一時逆転となる3ラン本塁打を放った。
2点を追う7回2死二、三塁。
先発杉内に代わり、
代打で登場。
中日2番手・浅尾の真ん中やや低めの140キロ直球を、
バックスクリーン右へとたたき込んだ。
「自分は打つだけの状況でしたが、
なかなか点が入らない状況だったので何とかしたい思いがありました。
力負けせずしっかり打ち返すことができました」とコメントした。
巨人
村田修一内野手(33)が、
11号ソロをバックスクリーンへと突き刺した。
3点を追う7回の先頭打者だった。
これまで2安打に抑えられていた中日先発・山井のやや外寄り140キロ直球をフルスイング。
チーム待望の初得点を生み出した。
「センター方向へ強い打球を打つことを心がけていました。
弾道は低かったのですがイメージ通りのスイングができました」とコメントした。
球運なき敗戦としかいいようがない。
中日谷繁元信兼任監督(43)の“執念抗議”は実らなかった。
「(和田が)当たろうと思って当たったわけじゃない。
全力でやっているから仕方ない」。
勝敗を分けたともいえるビッグ判定を、
もどかしく受け入れるしかなかった。
3点ビハインドの8回、
ルナと和田の適時打で1点差に迫った。
なおも一、
二塁の好機。藤井の打球は投手久保のグラブをはじいた。
強襲安打か?
だが次の瞬間、
その打球が一塁から二塁に走っていた和田に当たった。
判定は守備妨害。
1死満塁か、
2死一、二塁では大違い。
だがこの時、
出場していた谷繁兼任監督に本来、
抗議権はなかった。
しかし納得できず、
指揮権を持つ森ヘッドに加勢する形で猛然と説明を求めた。
「最初に投手に当たったからインプレーでしょう?」。
「ルール上、
投手の第1守備機会は終わっている」。
投手のグラブに当たった時点で、
打球がどこに転がろうが当たろうが関係ないのではないか?
あの打球を避けるのは不可抗力で、
和田もわざと当たったわけではない。
だが、
二塁佐々木塁審は首を振った。
「すぐ後ろで捕りに動いていた片岡選手に守備機会があった。
和田選手が避けて当たったことでその守備機会を妨げた」。
就任最長といえる5分近い“抗議”も判定は覆らず。
流れを分断された竜は得点を奪えなかった。
森ヘッドは「俺たちもああいうプレーは経験がない。
でもジャッジするのは審判だから」と渋い表情。
出来事は一瞬だが、
一番大事な場面で偶然が重なり、
最後は竜が球運に見放された形だ。
連敗で借金生活に逆戻り。苦い東京ドームナイトになった。
公認野球規則7・08(抜粋) 次の場合、
走者はアウトとなる。(b)走者が、
送球を故意に妨げた場合、
または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。
【原注1】打球を処理しようとしている野手の妨げとなったと審判員によって認められた走者は、
それが故意であったか故意でなかったかの区別なく、
アウトになる。
【注1】“野手が打球を処理する”とは、
野手が打球に対して守備しはじめてから打球をつかんで送球し終わるまでの行為をいう。
したがって、
走者が、
前記のどの守備行為でも妨害すれば、
打球を処理しようとしている野手を妨げたことになる。
巨人が逃げ切り、
貯金を13に伸ばした。
原辰徳監督のコメント。
「坂本は腰が据わったいいバランスの中でやっている。
詰まってもいい打球が打てる。試合には流れがあるが、
山口、
青木、
マシソンがしっかり断ち切ってくれた。
(セレモニーは)歴史を感じる。
先輩方、ファンの方々が築き上げ、
作ってこられた中で、
今日がある。
私はそう思ったし、
来られたファンの方々も、
そう思ったのでは」。
すばらしい試合でした。
こんな、
試合がつづいてくれることを、
望んでいます。
ecar
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