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2014年08月16日

エボラ出血熱―拡散の危険を忘れずに

おはようございます。
ecarです。

今日は

【エボラ出血熱―拡散の危険を忘れずに】

をお届けします。



エボラ出血熱―拡散の危険を忘れずに
 
交通機関の発達で、
地球はどんどん小さくなっている。
人や物が世界中を行き交うのに伴って、
さまざまなリスクも往来するようになった。
その一つが感染症である。

西アフリカのギニア、
リベリア、
シエラレオネ、
ナイジェリアの4カ国で、
エボラ出血熱の感染拡大が続いている。

世界保健機関(WHO)の最新のまとめでは、
1440人の患者のうち826人の死亡が確認されたという。

エボラ出血熱が1976年に発見されてから、
最も大規模な感染拡大になっている。

日本からは遠いことのようにも見えるが、
こうした感染症はいつ国内に入ってくるか分からない。



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世界保健機関(WHO)は13日、
西アフリカ4カ国で感染拡大が続くエボラ出血熱による死者が、
感染疑いを含め11日時点で1069人に上ったと発表した。
感染者は計1975人。
11日までの2日間で死者は56人、
感染者は128人それぞれ増加した。
 


国別の死者数は、
ギニアが計377人、
リベリア355人、
ナイジェリア3人、
シエラレオネ334人。
特にリベリアでは2日間の感染者が71人、
死者が32人と被害が顕著になっている。



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「日本も医療物資の送付や医師、看護師の派遣の支援を」

西アフリカ・リベリアでエボラ出血熱の感染拡大を防ぐため、
医療物資の配布などを行っているリベリア国連平和維持活動事務所の総務担当官、
池田明子さん(47)が毎日新聞の取材に応じた。

池田さんは
「多くの住民が病気への知識がなく、
感染が広がる一方、
医師や看護師が病気を恐れて診察を中止している。


首都モンロビアの病院はほとんど閉鎖され、
危機的状況にある」
と窮状を訴えた。

 

池田さんによると、
リベリアでは死者が出ると、
親族が遺体を抱擁したり、
キスをしたりして
「最後のお別れ」
をした後に土葬する習慣があり、
親族全員が感染するケースが後を絶たないという。
政府や国連はテレビやラジオを使ってエボラ出血熱の危険性を訴えているが、
住民にまだ行き渡っていない。
またエボラ出血熱の初期症状はマラリアなどと似ているため、
住民がエボラ出血熱と思わず、
感染が拡大している可能性もあるという。

 

また患者の診察にあたった看護師60人がエボラ出血熱で死亡するなど、
医療関係者にも感染が広がる。
モンロビアにある四つの病院は医師らが感染を恐れて閉鎖。
政府や国連が診察を再開するように交渉しているが、
住民はエボラ出血熱だけでなく、
他の病気の治療も受けられない状態だ。




リベリアでは手袋や防護服など医療関係者が感染を防ぐための物資も不足している。
池田さんは、
マスク、
手袋、
消毒に使うタオルなどを車や飛行機を使い、
診察を続ける地方の医療機関に配布する作業を行っている。

池田さんは

「今月12日に中国から医療物資100トンが届いた。

日本も医療物資の送付や医師、
看護師の派遣、
または現地医師の研修など支援をぜひ検討してほしい」
と訴えた。





本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar
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