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2014年08月15日

足で踏んでみたら楽になるかもしらんからやってみ

おはようございます。
ecarです。

今日は

【大社町(島根県)のおばあちゃんや大勢の人が、慶子ちゃんの元気になった声を聞きたがっているの。知っていることを話してね。飛行機の音とかあったでしょ?】

をお届けします。



生存者の証言 

−川上慶子さんの証言−

川上慶子さんは家族4人で北海道旅行の帰りに大阪の親戚宅に寄るため羽田に戻り、
キャンセル待ちの後123便に搭乗した。
事故当時12歳。


−高崎国立病院での証言−

大社町(島根県)のおばあちゃんや大勢の人が、
慶子ちゃんの元気になった声を聞きたがっているの。
知っていることを話してね。
飛行機の音とかあったでしょ?





あのね、
北海道の帰りに、
千歳から東京まで飛行機で行ってね。
東京から大阪まで飛行機で、
大阪にいるおばちゃんのとこに回って寄るっていって、
それで乗ったの。



飛行機の中で大きな音がした時何が起こったの?



左後ろの壁、
上の天井の方がバリッといって、
それで穴が開いたの。
それと一緒に白い煙みたいなのが、
前から入ってきたの。



慶子ちゃんが一番最初気がついた時、
周りは暗かった?



暗かった。

真っ暗だった?

うん。

その時何も見えなかった?

見えなかった。

お父さんやお母さんや咲子ちゃんはその時どうだったか覚えている?

うん。
咲子とお父ちゃんは大丈夫だったみたい。
お母ちゃんは最初から声が聞こえなかった。

その時に何か思った?





うん。
お父ちゃんたち生きているかなとかね、
思った。

明るくなった時何か見たものある?

木とかね、
太陽が差し込んできた。
(私は)
寝転がってたみたいになってたから、
目の前に何かネジみたいな大きいものがあったの。
隣に何かタオルみたいなものが見えて、
触ってみたらお父ちゃんが冷たくなっていた。
左の手が届いたから、触ったの。

左手が届いたところにいたわけね?

うん。

ヘリコプターでつり上げられた時何を考えていた?

出される時にね、
咲子の何かベルトで縛られたところが見えたから、
咲子たち大丈夫かなって思った。

助けられてから、
一番うれしかったことは?

知らない人やクラスの友達とかにね、
いろいろ励ましの手紙をもらったり、
いろんな物を宅配便とかで送ってくれたの。

ほかに何かみんなに言いたいことは?

いろいろ励ましてくれたので、
くじけずに頑張りたいと思います。



上記のインタビューは事故から一週間後の8月19日、
高崎国立病院の病室で小川清子看護婦長が報道陣のメモを基に質問したのに答えたもので、
約5分間のテープが公開された。
質問は慶子さんの病状を考慮して、
ショックを与えそうな質問は避けられたが、
慶子さんははっきりした声で積極的に事故の様子を話した。
落合由美さん・吉崎博子さんも同様にインタビューのテープが公開されたが、
川上慶子さんのみ病室にテレビカメラが入った。




−付き添い関係者への証言1−

・事故が起きたのは羽田離陸後、
スチュワーデスがミッキーマウスのおもちゃを子供の乗客に配 り始めたころ。

・機内後方上部でドーンという大きな音とメリメリという音がし、
一・五メートル四方ぐらいの穴が 開いて、
プロペラの羽か扇風機の羽のようなものが舞い、
機内は真っ白になった。





・墜落後、
隣にいた父と妹も生存しており長い間(正確な時間は不明)話し合い励まし合った。

・最初「大丈夫」と言っていた妹が
「痛い、痛い」
と泣き、
やがて声がしなくなった。

・母和子さん(39)は即死状態だった。

上記の証言は、
肉親や関係者に対しての証言。
8月18日までに解ったものである。




−付き添い関係者への証言2−

気がつくと真っ暗で油臭いにおいがした。
子供の泣き声などがザワザワ聞こえていた。
手や足を動かしてみると足の下には空間があってブラブラ動かせた。
自分の体中を触ってみても、
みんな付いており、
「生きている」
と思った。



みんなはどうなったのかと思い、
叫ぶと父と咲子が返事した。
母は答えなかった。
「手や足を動かしてみ」
と言われて足をバタバタさせると、
靴が脱げそうになり左手を左足の方に伸ばした。
足首がヌルヌルしていて
「血だな」
と思った。



父は私の右わきから下半身に乗っていた。
手足は動いても体は動かない。
「助けて」
と父に言うと、
「お父ちゃんも挟まれて身動きできない。
助けてやりたいけど、
どうしようもないわなあ」
と言われた。
父が動くと、
おなかが死ぬほど苦しかった。

「お父ちゃん、
お父ちゃん、
苦しい、
苦しい。
すごく痛い」


と言っているうち、
父はそのまま動かなくなった。



咲子に聞くと「お母ちゃんは冷たい。
死んでるわ。
お父ちゃんも死んでいる。」
と答えた。
左手をのばして触ってみるとやはり冷たかった。
その後、
咲子と二人でしゃべった。
咲子は
「苦しい、苦しい」
と言った。
「足で踏んでみたら楽になるかもしらんからやってみ」
と言うと妹の足の音がした。
妹はそれでも

「苦しい、
苦しい。
みんな助けに来てくれるのかなあ」


と言うので

「大丈夫、
大丈夫。
お父ちゃんもお母ちゃんも死んでしまったみたいだけど、
島根に帰ったら、
おばあちゃんとお兄ちゃんと四人で頑張って暮らそう」


と答えた。





突然、
咲子がゲボゲボと吐くような声を出し、
しゃべらなくなった。
一人になってしまったと思い。
その後、
朝まで意識が消えたり戻ったりした。



ヘリコプターのパタパタという音で目が覚めた。
目の前を覆う部品の間から二本の木が見え太陽の光が差し込んできた。
「生きているんやな」
と思った。
何とか外に出て見つけてもらおうと思い努力した。
父のシャツのタオル地が見え、
腹の上に乗っている父を左手で押し下げた。
そのとき、
父のだと思って触った手を、
上の方にたどると自分の右手だと分かった。



顔の上の部品の一部をつかんで横からはい出そうとしたが、
二度三度するうち部品がずり落ち、
顔とのすき間が狭くなった。
そこで今度は両足を当てがい押し上げようと踏んばった。
「中学になってから慶子は根気がなくなった」と、
日ごろから言われていた言葉を思い出し、
頑張った。
人の気配がして
「生きている人は手や足を動かして」
と声がした。
足をバタバタさせると人が近寄って来た。
ボサボサの頭、
ショートパンツで勘違いされたらしく、
「男の子だ!」
と言われた。





8月23日までに解ったもの。
墜落直後から救出されるまでの約十六時間の状況を、
付き添い関係者にさらに詳細に証言している。
よくネットや書籍上で引用されているので、
一番有名な証言ではないだろうか。




−群馬県警・関係者への証言−

最後列左端の60D座席にいた慶子さんの左側上方、
最後部担当のスチュワーデスが離着陸の際に座るジャンプシート
(乗員用座席)
の斜め上にある天井パネルが外れ、
一・五メートル四方ぐらいの穴が開いた、
との証言。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar
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ブログを訪問していただき感謝いたします。 福岡県小郡市に住んでいます。 これからもよろしくお願いします。 −免許・資格− ・大型二輪、普通、大型自動車運転免許 第476929290862号 昭和44年1月25日 ・小型船舶操縦士 第301969号 昭和47年10月日 ・丙種機関士 第 1487号 昭和49年5月日 ・ガス溶接技能士 第 69254号 昭和50年11月日 ・乙種第四類危険物取扱者 第02158号 昭和52年12月日 ・日赤水上安全法救助員 第11-00771号 昭和53年8月18日 ・第三種冷凍機械取扱責任者 第 113247号 平成18年1月日 ・巻き上げ機 第402000046号平成24年9月21日 ・職長・安全衛生責任者 第75931号 平成25年6月17日 ・第二種電気工事士 第70506号 平成25年9月20日 ・第1級陸上特殊無線技士 第HBL00364J号 平成25年11月28日 ・古物商 第904021410002号 平成26年5月14日 −自己PR− 何事も情熱を持って取り組む姿勢を持っております。 相手の話しをしっかり聴き、コミュニケーションを円滑にしてから教育・指導をすることを培いました。 相手のレベルに合わせた教育・指導を心がけ、常に伝え方に工夫を凝らしています。 表情に笑顔を意識しコミュニケーションを図るよう心がけています。 特に、安全管理の重要性を認識し不安全要素の排除を心がけております。 また、資格・免許の取得に努め、更なる業務の効率化に向け、専門性を身につけ、知識・技能を日々進化させています。
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