<銀河鉄道999>北九州の空へ モノレール開業記念【ニュース】
北九州モノレール(北九州市)で27日、地元出身の漫画家、松本零士さんの代表作「銀河鉄道999」のキャラクターを描いた車両の運行が始まった。開業25周年事業の一環。小倉駅で出発式があり、1日駅長に任命された松本さんは「本物の車両に『999』を描けて感無量」と話した。
モノレールを運営する北九州高速鉄道が「銀河鉄道に乗っているような気分を味わってほしい」と松本さんにデザインを依頼した。その名も「銀河鉄道999」号(4両編成)で、登場人物のメーテルや星野鉄郎が各車両(高さ5メートル、長さ15メートル)の側面全体に描かれている。運行は3年間を予定しており、「銀河鉄道999乗車券」(2枚1組1200円)の販売も始めた。
出発式で松本さんは「小倉で育たなければ今の仕事をしていなかった。自分の通学路で夢が実現した」とあいさつし、記念車両にサインした。地元の児童合唱団がアニメ版の歌を合唱する中、松本さんの笛を合図に発進。アニメそのままにビルの間をすり抜けるように走り去った。
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