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2019年02月12日
マルセロ、C・ロナウドのレアル退団の舞台裏告白 「嘘をつかなければいけなかった」
昨季のCL決勝前にロナウドから「退団する」と告げられたことを明かす
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは昨年7月、9シーズンを過ごしたレアル・マドリードからイタリア王者ユベントスへ電撃した。しかし、レアル時代のチームメートであり、ブラジル代表DFマルセロによると、レアルが前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たした昨季決勝の前には移籍が決まっていたようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
昨年5月に行われたリバプールとのCL決勝戦(3-1)直後、ロナウドのインタビューで「レアル・マドリードでプレーできたのは“本当に良かった”。数日中には僕のそばに常に寄り添ってくれたファンに、あるレスポンスを届けるつもりだ」と、レアルでの栄光に満ちた日々をなぜか過去形で表現した。その後は、ユベントス移籍が正式に発表されるまでの間、再三にわたり、フランス、イングランド、中国行きなど、さまざまな移籍の噂が飛び交った。
レアルがCL3連覇を成し遂げた後に、いくつかのヒントを残したロナウドだったが、正式に移籍が発表されるまで、自身の将来についての話をメディアにすることはなかった。
だが、そんな移籍騒動から約1年半が経ち、ブラジルメディア「Esporte Interativo」のインタビューに応じたマルセロは、“移籍願望”ではなく、CL決勝前に“退団”をロナウド本人の口から聞いていたと明かした。
「僕たちは決勝に向けてトレーニングしていたんだけど、彼は『退団する』って僕に言ったんだよ。だから(当時ロナウドに関するコメントを求められた時に)『知らない』と嘘をつかなければならなかった」
絶対的エースの退団を知りながらCL決勝に臨んだマルセロ。大会3連覇の歓喜に沸くなかで、ロナウドの移籍騒動も複雑な思いで見守っていたのかもしれない。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは昨年7月、9シーズンを過ごしたレアル・マドリードからイタリア王者ユベントスへ電撃した。しかし、レアル時代のチームメートであり、ブラジル代表DFマルセロによると、レアルが前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たした昨季決勝の前には移籍が決まっていたようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
昨年5月に行われたリバプールとのCL決勝戦(3-1)直後、ロナウドのインタビューで「レアル・マドリードでプレーできたのは“本当に良かった”。数日中には僕のそばに常に寄り添ってくれたファンに、あるレスポンスを届けるつもりだ」と、レアルでの栄光に満ちた日々をなぜか過去形で表現した。その後は、ユベントス移籍が正式に発表されるまでの間、再三にわたり、フランス、イングランド、中国行きなど、さまざまな移籍の噂が飛び交った。
レアルがCL3連覇を成し遂げた後に、いくつかのヒントを残したロナウドだったが、正式に移籍が発表されるまで、自身の将来についての話をメディアにすることはなかった。
だが、そんな移籍騒動から約1年半が経ち、ブラジルメディア「Esporte Interativo」のインタビューに応じたマルセロは、“移籍願望”ではなく、CL決勝前に“退団”をロナウド本人の口から聞いていたと明かした。
「僕たちは決勝に向けてトレーニングしていたんだけど、彼は『退団する』って僕に言ったんだよ。だから(当時ロナウドに関するコメントを求められた時に)『知らない』と嘘をつかなければならなかった」
絶対的エースの退団を知りながらCL決勝に臨んだマルセロ。大会3連覇の歓喜に沸くなかで、ロナウドの移籍騒動も複雑な思いで見守っていたのかもしれない。
2019年02月10日
3-4-3の新生大宮でシャドー務める大前元紀、主将として「プレーで引っ張っていければ」
生まれ変わったチームを10番が牽引する。大宮アルディージャは昨年まで4-4-2のフォーメーションだったが、高木琢也監督はプレシーズンマッチで3-4-3を採用。2トップの一角を務めていたFW大前元紀はシャドーの位置でプレーした。
「ファンマの近くでプレーできれば一番いい形というのはありますけど、ボールを動かしている中でシャドーの位置はボールを引き出したり、ゲームをつくるところは必要だと思う」。終盤はカウンターから決定機をつくったが、下がって組み立てに参加する時間帯もあった。
「2トップではないのでなかなか難しい部分はあるけど、チャンスがあったら前にはいきたい。後ろでもらうだけではなく、前での駆け引きは今後増えていけばいいと思う」。求められる役割は変わり、連携は発展途上とはいえ、新たな布陣の浸透ぶりを見せたプレシーズンマッチ。新体制ではキャプテンを務め、責任感も増している。
「去年と今年で特に変えているつもりはないけど、キャプテンとしてまとめたり、引っ張っていかなきゃいけないという意識は去年以上に持たなきゃいけない。年齢的にもそれが求められると思うので、プレーでしっかり引っ張っていければいいと思います」
J2に降格した昨年は開幕から好調を維持し、キャリアハイとなる24得点を記録。日本人選手として4年ぶりのJ2得点王に輝いたが、チームのJ1復帰は持ち越しとなった。
「去年は得点王を取っても(J1に)上がれなかった悔しさもある」。新シーズンも変わらずゴールを目指し、積み上げた得点を今度こそJ1復帰につなげる。「開幕でしっかり勝って、ホームで負けないチームになっていけたら」と開幕ダッシュを見据えた。
「ファンマの近くでプレーできれば一番いい形というのはありますけど、ボールを動かしている中でシャドーの位置はボールを引き出したり、ゲームをつくるところは必要だと思う」。終盤はカウンターから決定機をつくったが、下がって組み立てに参加する時間帯もあった。
「2トップではないのでなかなか難しい部分はあるけど、チャンスがあったら前にはいきたい。後ろでもらうだけではなく、前での駆け引きは今後増えていけばいいと思う」。求められる役割は変わり、連携は発展途上とはいえ、新たな布陣の浸透ぶりを見せたプレシーズンマッチ。新体制ではキャプテンを務め、責任感も増している。
「去年と今年で特に変えているつもりはないけど、キャプテンとしてまとめたり、引っ張っていかなきゃいけないという意識は去年以上に持たなきゃいけない。年齢的にもそれが求められると思うので、プレーでしっかり引っ張っていければいいと思います」
J2に降格した昨年は開幕から好調を維持し、キャリアハイとなる24得点を記録。日本人選手として4年ぶりのJ2得点王に輝いたが、チームのJ1復帰は持ち越しとなった。
「去年は得点王を取っても(J1に)上がれなかった悔しさもある」。新シーズンも変わらずゴールを目指し、積み上げた得点を今度こそJ1復帰につなげる。「開幕でしっかり勝って、ホームで負けないチームになっていけたら」と開幕ダッシュを見据えた。
2019年01月23日
「この5年間、脅威であり続けている」 ベトナム・メディアが最も警戒する森保ジャパンの選手は?|アジア杯
最も警戒されているのは「南野拓実」
アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のアジアカップ2019。日本代表は明日24日に、準決勝進出をかけてベトナムと対戦する。
対戦相手のベトナム・メディア『Bongdaplus』は、「日本代表は手強い選手たちばかり」としながらも、特に警戒すべき5人の名前を挙げている。南野拓実、吉田麻也、堂安律、原口元気、そして大迫勇也だ。
トップで名前が挙がった南野は、最も警戒している存在のようだ。その理由は、世代別の対戦歴に由来すると説明している。
「“タクミ・ミナミノ”。これまで本大会でゴールがない彼の名前を挙げるのは、決して奇妙ではないと主張する。この5年間、南野はベトナムのU-19代表、U-23代表チームにとって脅威であり続けた。
忘れもしない2014年の国際親善大会ヌティフードカップで、日本代表はベトナムに7-0で勝利した。このうち2ゴールが南野によるものだった。かかった時間は試合開始からたったの5分だった! さらに彼は2016年のU-23アジア選手権予選で、日本が今回不出場の中島翔哉の2ゴールでベトナムを破った試合にも出場していた」
また、吉田については「吉田の安定した守備は、ベトナム人ストライカーにとって“壁”となるだろう」。堂安については「ベトナムの天才、グエン・クアン・ハイと日本のフットボール界の天才、堂安の対決が見どころ」と解説し、右サイドに入るであろう原口については、「フィジカルが目を瞠るほど優れているわけではないが、非常に機敏で賢い、非凡なチャンスメーカー。ベトナムの守備陣は特に用心深く取り掛かる必要がある」と賞賛している。
そして大迫については、出場は不透明だとしながらも、「あのロシア・ワールドカップのコロンビア戦で勝利を掴み取った立役者だ」と警戒を露わにしている。
森保ジャパンは明日24日(日本時間22時キックオフ)、アルマクトゥームスタジアムでベトナムと対戦する。
2019年01月15日
【選手権】準V流経大柏の1年生守護神が見せた涙。本人が語った「後悔」と先輩GKが語った「感謝」
https://soccer-douga.com/douga/40239/
https://youtu.be/mXEQtxhXfHU
「大事な場面で止められず、勝負弱さを感じた……」
[高校選手権・決勝]流経大柏1-3青森山田/1月14日/埼玉
「スコアを見て、情けないという気持ちだけでした」
流経大柏の1年生守護神・松原颯汰にとって、埼玉スタジアムの電光掲示板に刻まれた1−3というスコアは、非常に重かった。
前半32分にCB関川郁万(3年)のヘッドで先制に成功したが、40分にすぐに同点ゴールを浴びてしまった。MF天笠泰輝(3年)のミドルパスにFW佐々木銀士(3年)が抜け出して独走。ゴールに並行した折り返しを青森山田のエース・檀崎竜孔(3年)に叩き込まれた。この時、松原は左右に振り回され、シュートコースを抑えることはできなかった。
後半18分にはMFバスケス・バイロン(3年)に右サイドを個人技で破られ、マイナスの折り返しを許すと、ファーサイドで待ち構えた檀崎のシュートの弾道を、松原は見送るしかできなかった。そして同43分に天笠のラストパスに交代出場のFW小松慧(3年)が完全に抜け出すと、松原の飛び出しもむなしく、試合を決定付ける3失点目を浴びた。
率直に言えば、3失点とも完全に崩されており、松原だけを責めることはできない。むしろかなりGKとしては厳しいシチュエーションの3失点だった。
とはいえ、こうした慰めの言葉は彼の心を癒すものにはならない。現に試合後のミックスゾーンで松原の目には涙が残り、言葉に詰まることが多かった。
「……何もできなくて悔しいです……。自分がプレッシャーとか、そういうのに弱い人間だと思いました。大事な場面で止められず、勝負弱さを感じました……。失点も背後をとられる前にディフェンスラインと、もっとコミュニケーションをとれていたら……。この1年を通して、そのコミュニケーションの重要性を感じました」
あまりにも重い3失点。だが、「星稜戦のビッグセーブがなかったら、埼玉スタジアムには来られなかったかもしれない。それ以外でも決定的なピンチを何度も救ってくれた。心から感謝をしているし、本当に凄い選手だと思います」とFC琉球に内定しているGK猪瀬康介(3年)が語ったように、この大会で松原の存在は非常に大きかった。
「『ここぞ』という所で止めることができるGKになりたい。3失点では到底満足できない」
猪瀬が言及した星稜戦では、前半22分にゴール至近距離でFW岩岸宗志(3年)に決定的なシュートを浴びたが、松原は右足一本でスーパーセーブ。この試合の流れの分岐点となり、1−0の勝利を掴むことができた。彼がゴールを守り抜いたからこそ、猪瀬も準決勝の瀬戸内戦では15分ながら選手権初出場が可能になった。
この過程を誰もが知っているだけに、松原を責める者は誰ひとりとしていない。だが、3失点という事実は変わらない。
「康介さんを始め、僕は3年生にずっと支えてもらいました。だからこそ、今日は申し訳ない気持ちが大きいです……。決勝でゼロに抑えたかった。悔しいですが、来年、再来年とこの経験を生かして、自分がチームを引っ張っていきたいと思いますし、『ここぞ』という所で止めることができるGKになりたい。3失点では到底満足できないです」
この悔しい気持ちを来年以降につなげ、さらに支えてくれた3年生に恩返しをすべく、松原は埼玉スタジアムの電光掲示板に映し出された1−3のスコアを心に刻む。そして、流経大柏の絶対的な守護神として、残りの2年間を全力で打ち込む覚悟だ。
https://youtu.be/mXEQtxhXfHU
「大事な場面で止められず、勝負弱さを感じた……」
[高校選手権・決勝]流経大柏1-3青森山田/1月14日/埼玉
「スコアを見て、情けないという気持ちだけでした」
流経大柏の1年生守護神・松原颯汰にとって、埼玉スタジアムの電光掲示板に刻まれた1−3というスコアは、非常に重かった。
前半32分にCB関川郁万(3年)のヘッドで先制に成功したが、40分にすぐに同点ゴールを浴びてしまった。MF天笠泰輝(3年)のミドルパスにFW佐々木銀士(3年)が抜け出して独走。ゴールに並行した折り返しを青森山田のエース・檀崎竜孔(3年)に叩き込まれた。この時、松原は左右に振り回され、シュートコースを抑えることはできなかった。
後半18分にはMFバスケス・バイロン(3年)に右サイドを個人技で破られ、マイナスの折り返しを許すと、ファーサイドで待ち構えた檀崎のシュートの弾道を、松原は見送るしかできなかった。そして同43分に天笠のラストパスに交代出場のFW小松慧(3年)が完全に抜け出すと、松原の飛び出しもむなしく、試合を決定付ける3失点目を浴びた。
率直に言えば、3失点とも完全に崩されており、松原だけを責めることはできない。むしろかなりGKとしては厳しいシチュエーションの3失点だった。
とはいえ、こうした慰めの言葉は彼の心を癒すものにはならない。現に試合後のミックスゾーンで松原の目には涙が残り、言葉に詰まることが多かった。
「……何もできなくて悔しいです……。自分がプレッシャーとか、そういうのに弱い人間だと思いました。大事な場面で止められず、勝負弱さを感じました……。失点も背後をとられる前にディフェンスラインと、もっとコミュニケーションをとれていたら……。この1年を通して、そのコミュニケーションの重要性を感じました」
あまりにも重い3失点。だが、「星稜戦のビッグセーブがなかったら、埼玉スタジアムには来られなかったかもしれない。それ以外でも決定的なピンチを何度も救ってくれた。心から感謝をしているし、本当に凄い選手だと思います」とFC琉球に内定しているGK猪瀬康介(3年)が語ったように、この大会で松原の存在は非常に大きかった。
「『ここぞ』という所で止めることができるGKになりたい。3失点では到底満足できない」
猪瀬が言及した星稜戦では、前半22分にゴール至近距離でFW岩岸宗志(3年)に決定的なシュートを浴びたが、松原は右足一本でスーパーセーブ。この試合の流れの分岐点となり、1−0の勝利を掴むことができた。彼がゴールを守り抜いたからこそ、猪瀬も準決勝の瀬戸内戦では15分ながら選手権初出場が可能になった。
この過程を誰もが知っているだけに、松原を責める者は誰ひとりとしていない。だが、3失点という事実は変わらない。
「康介さんを始め、僕は3年生にずっと支えてもらいました。だからこそ、今日は申し訳ない気持ちが大きいです……。決勝でゼロに抑えたかった。悔しいですが、来年、再来年とこの経験を生かして、自分がチームを引っ張っていきたいと思いますし、『ここぞ』という所で止めることができるGKになりたい。3失点では到底満足できないです」
この悔しい気持ちを来年以降につなげ、さらに支えてくれた3年生に恩返しをすべく、松原は埼玉スタジアムの電光掲示板に映し出された1−3のスコアを心に刻む。そして、流経大柏の絶対的な守護神として、残りの2年間を全力で打ち込む覚悟だ。