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2019年02月10日

3-4-3の新生大宮でシャドー務める大前元紀、主将として「プレーで引っ張っていければ」

生まれ変わったチームを10番が牽引する。大宮アルディージャは昨年まで4-4-2のフォーメーションだったが、高木琢也監督はプレシーズンマッチで3-4-3を採用。2トップの一角を務めていたFW大前元紀はシャドーの位置でプレーした。

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「ファンマの近くでプレーできれば一番いい形というのはありますけど、ボールを動かしている中でシャドーの位置はボールを引き出したり、ゲームをつくるところは必要だと思う」。終盤はカウンターから決定機をつくったが、下がって組み立てに参加する時間帯もあった。



「2トップではないのでなかなか難しい部分はあるけど、チャンスがあったら前にはいきたい。後ろでもらうだけではなく、前での駆け引きは今後増えていけばいいと思う」。求められる役割は変わり、連携は発展途上とはいえ、新たな布陣の浸透ぶりを見せたプレシーズンマッチ。新体制ではキャプテンを務め、責任感も増している。



「去年と今年で特に変えているつもりはないけど、キャプテンとしてまとめたり、引っ張っていかなきゃいけないという意識は去年以上に持たなきゃいけない。年齢的にもそれが求められると思うので、プレーでしっかり引っ張っていければいいと思います」



 J2に降格した昨年は開幕から好調を維持し、キャリアハイとなる24得点を記録。日本人選手として4年ぶりのJ2得点王に輝いたが、チームのJ1復帰は持ち越しとなった。



「去年は得点王を取っても(J1に)上がれなかった悔しさもある」。新シーズンも変わらずゴールを目指し、積み上げた得点を今度こそJ1復帰につなげる。「開幕でしっかり勝って、ホームで負けないチームになっていけたら」と開幕ダッシュを見据えた。



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