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2014年10月15日

ジュビロの過去と未来・・・古豪復活への道のりD

2004年以降、下降線をたどりつづけたジュビロ。

 もちろん、スタイルなどなくともJ1昇格を果たせば良いのかもしれないが、そんな風にシーズンを消化してしまっては、クラブの進化はおろか、再建を果たすのも困難だろう。

 実際、戦力としては比較的優位にあったはずの降格1年目のシーズンで復帰が叶わず、そのままずるずるとJ2に定着してしまうクラブが多いのも事実だ。さらに3位から6位による昇格プレーオフがスタートして2シーズン、3位のクラブは2年連続で昇格を逃している。非常に難しい立場に磐田は立っているのだ。

 であればこそ、まずは戻る場所、回帰すべき原点を明確にしなければいけない。それは今季の成績に限らず、クラブの将来を考えたときにも、早急に手を打つべき課題だった。

 2004年のセカンドステージ以降、磐田の成績はずっと下降線をたどった。目の前の勝利のために躍起となり、指揮官交代を繰り返し、選手の補強や放出も相次いだ。社長が代わり、フロントが代わる。継続しなければいけなかったクラブの、そしてチームのアイデンティティが希薄になってしまった。

1997年に名波浩が語った「二強時代」。

 J2降格をむしろチャンスと考えて、今こそしっかりとした土台作りをすべきだったのだ。

“日本代表よりも強い”

“華麗でそして強いサッカー”

 そう言われた磐田の黄金期は、J1初代監督のハンス・オフトが3年間を費やし田を耕し、種をまいたからこそ開花した。その長い試みの結果として、スタイルにこだわる強豪チームが誕生したのだ。

「これから(磐田と鹿島の)二強時代が始まる。日本人だけなら磐田のほうが上」

 1997年死闘の末に鹿島をやぶり、初優勝を飾ったとき、そう語ったのは当時25歳の名波浩だった。

 新人監督は、3年以上という異例の契約期間のもとで仕事を始める。失われた時間を取り戻すのではなく、そして再建でもなく、新たな時代を開拓してくれることに期待したい。
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