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2014年06月03日

ミスが響いたアトレティコの残酷な結末



CLを制した奇妙な王者レアル・マドリー

その影で・・・!?


シメオネが犯した3つのミス


CL10度目の優勝を果たしたレアル・マドリー。後半のアディショナルに追いつき、延長戦では破壊的な攻撃力を見せつけた

CL10度目の優勝を果たしたレアル・マドリー。後半のアディショナルに追いつき、延長戦では破壊的な攻撃力を見せつけた



 偉大な監督であるディエゴ・シメオネは、必ずや24日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝で犯したミスを2度と繰り返さぬよう、しっかりと心に書き留めたことだろう。宿敵レアル・マドリーに残り2分の時点でトロフィーをかすめ取られたこの一戦において、彼はそのミスにより高い代償を払うことになったからだ。

 リスボン(ポルトガル)で行われたファイナルにおいて、アトレティコ・マドリーは1−4という最終スコアとは裏腹にチームとしてライバルを上回っただけでなく、今大会をとおしてCLを制するに相応しい戦いを見せてきた。攻撃の要であるアルダ・トゥランとジエゴ・コスタをケガで欠きながら、決勝まで無敗を貫いてきたのはアトレティコだけだ。
 しかし、シメオネは決勝でいくつかのディテールにおいて過ちを犯し、それが結果的に重要な影響をもたらした。その1つは、まず回復は不可能だと見られていたコスタを先発起用した結果、10分と経たぬうちに交代枠を1つ失ってしまったこと。2つ目は、これはレアル・マドリー側のメリットでもあるのだが、破壊的な攻撃力を持つ相手に対して守備ラインを下げ過ぎてしまったこと。そして3つ目は、後半途中(21分)にホセ・ソサを投入したことだ。

 恐らくシメオネは、2006年に率いたエストゥディアンテス時代の感覚でソサの起用に全てをかけたのだろう。だが実際の彼は大役に応えることができず、他の選手よりずっとフレッシュだったにもかかわらず、ボールを受けては失い、対面するサイドバック(マルセロ)を止めることもできなかった。


精神的ダメージの大きかった同点ゴール
 アトレティコの先制点を決めたのは、またしてもディエゴ・ゴディンの頭だった。奇妙だったのはあのゴールがイケル・カシージャスの協力の下で生まれたことだ。ゴディンの柔らかなシュートは、飛び出しの判断を誤った彼の頭上を越えてゴールネットへと吸い込まれている。

 先制したアトレティコは精神面で優位に立っていたものの、レアル・マドリーは信じられないシュートミスを繰り返したガレス・ベイル、その止めようがないスピードによりマンオブザマッチに選ばれたアンヘル・ディ・マリアらを通して数度のゴールチャンスを作っていた。

 しかもスター選手の回復が軒並み間に合ったレアル・マドリーに対し、アトレティコはライバルほど決勝へ向けた準備期間を取ることができなかった。その結果、ゲーム終盤には両チームのフィジカルコンディションに埋めようのない差が生じることになる。

 セルヒオ・ラモスが力強く決めた同点ゴールの残酷さは、それが決まった時間帯に因るところが大きかった。同点のまま迎えた延長戦において、ここまで明確な結果が出ることは非常に珍しい。それだけあのゴールがアトレティコに与えた精神的ダメージは大きかった。あの時点で彼らは、数分前まで手にしていたチャンスを再びつかむのが極めて難しいことをよく理解していたのだ。
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