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バイエルン・ミュンヘンは２９日、ブンデスリーガ第２８節でホッフェンハイムと対戦する。ブンデスリーガ優勝を決めて最初のホームゲームを前に、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、いつもと同じ気持ちで試合に臨むつもりだ。

グアルディオラ監督の前日会見の様子を、ドイツ『AZ』が伝えている。

「ホッフェンハイムがどれだけゴールを決めてきたかは知っている。前線が非常に強いし、優れたチームだ。ファンにとっては、片方が守るだけの試合よりも、両方が勝利に向かって戦う方が面白いだろう」

ホッフェンハイム戦の後は、チャンピオンズリーグ（CL）準々決勝ファーストレグのマンチェスター・ユナイテッド戦だ。グアルディオラ監督は、ターンオーバーを示唆した。



「火曜日は最初のファイナルだ。もちろん、国内リーグをリスペクトしているし、可能な限り良いプレーを見せなければいけない。しかし、同時にユナイテッド戦に向けて最善の準備をしたいね。これから我々を待っている大事な３試合は、DFBポカール準決勝のカイザースラウテルン戦、そしてCL準々決勝の２試合だ」

それでもホッフェンハイム戦の勝利を求めるかという質問には、予想どおりの返答だった。

「わざわざ強調する必要はないだろう。我々は勝ち続けているが、維持することだ。トレーニングで素晴らしく、出場に値するほかの選手たちがプレーするかもしれない。だが、ユナイテッド戦ばかりを考えたくないね」

控えGKトム・シュタルケをホッフェンハイム戦で起用することをほぼ認めた指揮官は、ブンデスリーガ優勝で最も重要だった選手が誰かと問われ、次のように答えている。

「チーム全員が助けてくれた。序盤は多くの負傷者がいて、多くの問題があった。そのとき、大きな助けになってくれた選手が４〜６人いるね。その選手たちがファンタスティックなプレーを見せなければ、すべて可能ではなかったと感じている」



「マヌエル・ノイアー、フィリップ・ラーム、ラフィーニャ、マリオ・マンジュキッチ、フランク・リベリ、トニ・クロースだ。ローテーションができなかったから、彼らに多くの出番があったね。彼らへの恩は忘れられない」

優勝パーティーは、節度を守ったものだったようだ。アルコールは禁止だったのかと聞かれると、グアルディオラ監督は笑いながら「炭酸抜きの水だけだ」と、本当とも冗談ともとれる回答。それでも、パーティーは「良かったよ！　みんなで祝って、笑った。選手たちにとっても、スタッフにとっても、楽しかったね。２、３時間の本当に素晴らしい時間を過ごすことができた」と振り返っている。