2014年05月03日
日本最高成功者?長友特集ヽ(・∀・)ノC
抜群のバランス感覚とチームを多角的に見る力
こうした努力の結果、苦境から抜け出した今季セリエAでは12月1日のサンプドリア戦以外、全試合に出場。レッジーナ時代に中村俊輔を指導したワルテル・マッツァーリ監督やチームメートからも絶大な信頼を得ている。でなければ、極めて重要なミラノダービーやイタリアダービーで日本人選手がキャプテンマークを託されるはずがない。
「ミラノダービーで初めて途中から巻いた時は疲れが吹っ飛んだ。後半になってより一層動けたかなっていうのはあるので、やっぱり特別なものだなと感じました」と、彼はしみじみ語っていた。長友を滅多に褒めない本田でさえも「佑都もインテルに加入して4年目くらいになるんですか。そこでいろいろあって、信頼されて、勝ち取って付けたキャプテンマークでしょ。今後ずーっとキャプテン任されるようなことになれば、それはすごいことですね」と称賛していたほどだ。
実際、インテルの試合時には、マウロ・イカルディやフアンら若い選手にピッチ内外で声をかけ、アドバイスを送る。ベテラン選手とも気づいたことを話す。そうやって周りとのコミュニケーションを密にすることを忘れないのは、自分も無名の存在からたくさんの人に助けられて這い上がってきた経験があるからだろう。「佑都の人間性は素晴らしい」とFC東京時代の恩師・城福浩監督(現ヴァンフォーレ甲府)も太鼓判を押していたが、雑草からトップへと駆け上がった男には、チームを多角的に見る力やバランス感覚が自然と備わっているのかもしれない。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2014/columndtl/201403070001-spnaviより引用させていただいた記事ですヽ(`Д´)ノ
本物の長友佑都を見るのはこれから?
そういったコミュニケーションの部分も評価され、今やインテルの絶対的中心選手になった長友。そういう位置にいる以上、超一流の域に達することは、至上命題だと本人は捉えている。
「今、僕は全ての能力、自分の中で眠ってる才能というのをよみがえらせてるところ。才能っていうのは作れると思っているから、それを新しいトレーニングで伸ばしてる最中です。スピードやキレの部分は自分が行きたい場所に行くという夢を叶えるために間違いなく必要。そこは意識して取り組んでいます。今はまだ殻に閉じこもってる状態だけど、本物の長友佑都をこれから見せていけるんじゃないかと思ってます」
2月15日のセリエA・第24節、フィオレンティーナ戦でグアドラードとのマッチアップに勝利し、イカルディの決勝点をアシストした時、長友は目を輝かせながらこう強調していた。より一層、スケールアップした長友佑都を2度目の世界舞台となるブラジルW杯で披露するために、彼は限界を超える努力を惜しまない。
今後、長谷部が戻ってきたとしても、長友がキャプテンマークを巻いているときと同じような責任感と存在感を示してくれれば、ザックジャパンとしても非常に心強い。そして、他のメンバーも彼と同じレベルの向上心と高い意識を共有してくれれば、チームとして南アを超える成績に大きく近づくはずだ。
「僕自身、W杯でトップを目指すってことをみんなが本気でイメージできるなら、そこは本当にたどり着ける場所だと思ってます。大事なのは1人1人が本気でそう思えるかどうか。そのためにも日々のトレーニングとここからの試合をどう戦うかでしょうね」と彼はシーズン終盤戦のさらなる飛躍を誓っていた。
7日時点でインテルはCL圏内にいる3位ナポリとは勝ち点11差の5位と、まだまだ厳しいところにいる。彼らは14年序盤に5戦未勝利と足踏み状態を強いられた分、ここからラストスパートをかける必要がある。そんなチームを力強くけん引することが、ブラジル本大会までの長友に課せられたテーマだ。
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