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2017年08月05日
2017年08月02日
2017年07月29日
中田英寿は最高の選手だった ジーコが考えるサッカーで最も大事なことは…
■サッカー指導者・ジーコさん(63)(3)
〈1989年にフラメンゴを引退。だが91年に現役復帰し、当時日本リーグ2部だった住友金属に入団した。その後、Jリーグが発足し、鹿島アントラーズでプレー、日本サッカー界に貢献した〉
私が日本でプレーし始めた当時、日本のサッカー界はあらゆる意味でプロフェッショナルではなかった。一部の選手は会社員だったしね。Jリーグが創設され、選手たちは真剣にサッカーのことを考え始めたんだよ。
サッカーで最も大事なことは、自分で考えてプレーすること。創造性が最も必要なんだ。だけど日本の選手たちは、ミスをすることを極端に恐れていたね。それは日本の文化であり、学校教育の問題なのかもしれないと考えている。ミスをしたら、監督は別の選手を使おうとする。監督がミスをした選手を殴ることがあるということも聞いたよ。でもそれでは選手は萎縮してしまい、思い切ったプレーができない。ドリブルをしてミスをしたら、ボールを奪いにいけばいいんだ。試合にはミスがつきものさ。自分で試さなかったら何も生まれない。この世に完璧な人間はいないんだよ。
日本の選手からよく、試合でどうしたら良いかを聞かれた。日本人は他の人から教えられるのが好きだね。結局は全てのことを自分で考えて行動するしかないんだ。判断力が最も大事なんだよ。もしミスしてしまったら、今度はミスしないように練習を重ねるしかない。その繰り返しでうまくなるんだよ。
〈2002年には日本代表監督に就任。06年ドイツW杯でブラジル代表と対戦した〉
私はプロとしてあの場所にいたわけだから、日本のために仕事をすることしか考えていなかった。選手たちにはこう言っていたんだ。「私はブラジル人だから、ブラジルの国歌が流れたときはブラジルのことを考え、国歌を歌う。だけどブラジル人であることはそれまで。そのときが終わったら、日本のために全力をささげる」とね。でもこういうことは私だけが特別な体験ではないんだよ。ポルトガル代表を率いたルイスフェリペ・スコラリもブラジルと戦ったし、ブラジルでは珍しいことではないんだよ。
〈ドイツW杯ではチームの主力だった中田英寿選手が大会後に引退した〉
彼は本当にすばらしい選手だった。日本サッカーの歴史上、ベストプレーヤーだと思っている。持ち前のテクニックだけでなく理解力にも優れていて、どんな練習でもその目的を悟るのが早かった。欧州の名門チームでプレーしていたから、アドバンテージがあったんだね。適応力もあったし、他の選手たちとは違っていた。完璧な選手だったと思う。日本代表にとっては最も重要な選手だった。
〈日本を去ってから10年がたった〉
最近は日本の試合を詳しく見ていないけれど、日本人にとって問題なのは、相手チームが1点をとったら全てが崩れてしまうこと。自信をなくしてしまうのかな。この点は鍛える必要があるね。強化するためには心理学者をチームに入れることだね。選手たちと一緒に生活をして、その都度、カウンセリングをして選手一人一人に自信と安心感を与える。チームを一つにするために心理学者の力は重要だね。そして、チームスタッフはがんばっている選手を信頼しなくてはいけない。絆と一体感がチームを強くする。(聞き手 佐々木正明)
〈1989年にフラメンゴを引退。だが91年に現役復帰し、当時日本リーグ2部だった住友金属に入団した。その後、Jリーグが発足し、鹿島アントラーズでプレー、日本サッカー界に貢献した〉
私が日本でプレーし始めた当時、日本のサッカー界はあらゆる意味でプロフェッショナルではなかった。一部の選手は会社員だったしね。Jリーグが創設され、選手たちは真剣にサッカーのことを考え始めたんだよ。
サッカーで最も大事なことは、自分で考えてプレーすること。創造性が最も必要なんだ。だけど日本の選手たちは、ミスをすることを極端に恐れていたね。それは日本の文化であり、学校教育の問題なのかもしれないと考えている。ミスをしたら、監督は別の選手を使おうとする。監督がミスをした選手を殴ることがあるということも聞いたよ。でもそれでは選手は萎縮してしまい、思い切ったプレーができない。ドリブルをしてミスをしたら、ボールを奪いにいけばいいんだ。試合にはミスがつきものさ。自分で試さなかったら何も生まれない。この世に完璧な人間はいないんだよ。
日本の選手からよく、試合でどうしたら良いかを聞かれた。日本人は他の人から教えられるのが好きだね。結局は全てのことを自分で考えて行動するしかないんだ。判断力が最も大事なんだよ。もしミスしてしまったら、今度はミスしないように練習を重ねるしかない。その繰り返しでうまくなるんだよ。
〈2002年には日本代表監督に就任。06年ドイツW杯でブラジル代表と対戦した〉
私はプロとしてあの場所にいたわけだから、日本のために仕事をすることしか考えていなかった。選手たちにはこう言っていたんだ。「私はブラジル人だから、ブラジルの国歌が流れたときはブラジルのことを考え、国歌を歌う。だけどブラジル人であることはそれまで。そのときが終わったら、日本のために全力をささげる」とね。でもこういうことは私だけが特別な体験ではないんだよ。ポルトガル代表を率いたルイスフェリペ・スコラリもブラジルと戦ったし、ブラジルでは珍しいことではないんだよ。
〈ドイツW杯ではチームの主力だった中田英寿選手が大会後に引退した〉
彼は本当にすばらしい選手だった。日本サッカーの歴史上、ベストプレーヤーだと思っている。持ち前のテクニックだけでなく理解力にも優れていて、どんな練習でもその目的を悟るのが早かった。欧州の名門チームでプレーしていたから、アドバンテージがあったんだね。適応力もあったし、他の選手たちとは違っていた。完璧な選手だったと思う。日本代表にとっては最も重要な選手だった。
〈日本を去ってから10年がたった〉
最近は日本の試合を詳しく見ていないけれど、日本人にとって問題なのは、相手チームが1点をとったら全てが崩れてしまうこと。自信をなくしてしまうのかな。この点は鍛える必要があるね。強化するためには心理学者をチームに入れることだね。選手たちと一緒に生活をして、その都度、カウンセリングをして選手一人一人に自信と安心感を与える。チームを一つにするために心理学者の力は重要だね。そして、チームスタッフはがんばっている選手を信頼しなくてはいけない。絆と一体感がチームを強くする。(聞き手 佐々木正明)
2017年07月26日
青森山田のMF郷家がJ1神戸の練習に参加 「徐々に慣れていい経験ができると思う」
昨年度の全国高校サッカー選手権で優勝した青森山田のU−18(18歳以下)日本代表MF郷家(ごうけ)友太(3年)が18日、兵庫・神戸市内で行われたJ1神戸の練習に参加した。初めてプロとともにトレーニングし「高校サッカーとはスピードが違う。緊張はあるけど、徐々に慣れていい経験ができると思う」と話した。
元ドイツ代表FWポドルスキには下ネタでいじられたようで、2人1組にもなった。「最初は怖かったけど、向こうから絡んできてくれて思っていた以上にやりやすかった」と思わぬ収穫に笑顔をみせた。連覇を目指す高円宮杯U−18プレミアリーグEASTでは現在7得点でトップタイと得点力に優れた攻撃的MF。「プロに入ることしか考えていない」という高校サッカー期待の星の進路に注目が集まる。
元ドイツ代表FWポドルスキには下ネタでいじられたようで、2人1組にもなった。「最初は怖かったけど、向こうから絡んできてくれて思っていた以上にやりやすかった」と思わぬ収穫に笑顔をみせた。連覇を目指す高円宮杯U−18プレミアリーグEASTでは現在7得点でトップタイと得点力に優れた攻撃的MF。「プロに入ることしか考えていない」という高校サッカー期待の星の進路に注目が集まる。
2人の18歳がレアルで共演も? ドンナルンマ&ムバッペと「口頭合意」と報道
レアル・マドリーは、現在のサッカー界で特に注目を集める2人の18歳を手に入れることになるのだろうか。22日付のスペイン紙『マルカ』は、ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマとモナコのFWキリアン・ムバッペの獲得に向けてすでに「口頭合意」が存在していると伝えた。
ドンナルンマは16歳でミランの正守護神のポジションを獲得。今後長年にわたってミランのゴールを守り、クラブの象徴的選手となることも期待されていたが、来年夏で満了する契約を延長しないことが先日発表されて大きな衝撃を引き起こした。
一方のムバッペは、2016/17シーズンのモナコで大ブレークを果たし、欧州で最も将来を期待される若手選手の一人となった。どちらも各国ビッグクラブが獲得への関心を示しており、今後の移籍市場で激しい争奪戦が予想される選手たちだ。
だが『マルカ』によれば、マドリーはすでに両選手と口頭で合意に達しているとのこと。ジネディーヌ・ジダン監督はまだ両者の獲得にゴーサインを出していないが、監督の同意さえ得られれば、今夏あるいは来年の獲得に向けてクラブ間合意を得るのは「比較的簡単なこと」だとの見方が伝えられている。
ドンナルンマに関しては、来年になればミランは移籍金を得られなくなるため、今夏に3000万ユーロから3500万ユーロ(約37〜43億円)という比較的リーズナブルな金額での合意が可能とみられている。ムバッペに関してはモナコが1億3000万ユーロ(約161億円)を要求しているが、それをもう少し引き下げた金額での合意を目指すようだ。
ドンナルンマは16歳でミランの正守護神のポジションを獲得。今後長年にわたってミランのゴールを守り、クラブの象徴的選手となることも期待されていたが、来年夏で満了する契約を延長しないことが先日発表されて大きな衝撃を引き起こした。
一方のムバッペは、2016/17シーズンのモナコで大ブレークを果たし、欧州で最も将来を期待される若手選手の一人となった。どちらも各国ビッグクラブが獲得への関心を示しており、今後の移籍市場で激しい争奪戦が予想される選手たちだ。
だが『マルカ』によれば、マドリーはすでに両選手と口頭で合意に達しているとのこと。ジネディーヌ・ジダン監督はまだ両者の獲得にゴーサインを出していないが、監督の同意さえ得られれば、今夏あるいは来年の獲得に向けてクラブ間合意を得るのは「比較的簡単なこと」だとの見方が伝えられている。
ドンナルンマに関しては、来年になればミランは移籍金を得られなくなるため、今夏に3000万ユーロから3500万ユーロ(約37〜43億円)という比較的リーズナブルな金額での合意が可能とみられている。ムバッペに関してはモナコが1億3000万ユーロ(約161億円)を要求しているが、それをもう少し引き下げた金額での合意を目指すようだ。
2017年07月24日
「金、金、金…だがファンなし」。欧州メディアが中国リーグの惨状を嘆く
冬の移籍市場で数多くの話題を生み出した中国スーパーリーグが3日に開幕を迎えた。だが、その惨状を欧州各国のメディアが嘆いている。
開幕ゲームとなった貴州智誠と遼寧宏運の試合は、なんと無観客で行われた。これにはしっかりとした理由がある。
昨季2部で2位となり今季からスーパーリーグ昇格を果たした貴州智誠のサポーターが、昇格を喜ぶあまり興奮しすぎてピッチに侵入した。それを受けて貴州智誠は中国サッカー連盟から無観客試合を言い渡され、処分が新シーズンに持ち越されていた。
しかし、欧州のメディアは大金をばらまいてスター選手をかき集めながら無観客試合を行った中国リーグの状況に冷ややかな目を向けている。スペイン紙『アス』は「金、金、金…だがファンはいない」と強烈な見出しを打って貴州智誠の試合を紹介した。
約5万3000人を収容するスタジアムはピッチ上の選手の声が聞こえるほど静まり返っていたと記し、中国リーグの運営面の未熟さを指摘している。
伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は貴州智誠戦の無観客試合の理由に触れた上で、「世界で最も裕福にもかかわらず恥ずかしい」と中国リーグを非難している。
今回無観客となった試合は昇格組と昨季の1部11位という組み合わせだったため、比較的地味な対戦カードだった。中国でも上位の強豪クラブの試合は非常に人気で、スタジアムを数万人単位の観客が埋める。ヨーロッパ各国から冷たい視線を送られているが、中国リーグは今後の試合で熱狂ぶりを見せつけられるだろうか。
開幕ゲームとなった貴州智誠と遼寧宏運の試合は、なんと無観客で行われた。これにはしっかりとした理由がある。
昨季2部で2位となり今季からスーパーリーグ昇格を果たした貴州智誠のサポーターが、昇格を喜ぶあまり興奮しすぎてピッチに侵入した。それを受けて貴州智誠は中国サッカー連盟から無観客試合を言い渡され、処分が新シーズンに持ち越されていた。
しかし、欧州のメディアは大金をばらまいてスター選手をかき集めながら無観客試合を行った中国リーグの状況に冷ややかな目を向けている。スペイン紙『アス』は「金、金、金…だがファンはいない」と強烈な見出しを打って貴州智誠の試合を紹介した。
約5万3000人を収容するスタジアムはピッチ上の選手の声が聞こえるほど静まり返っていたと記し、中国リーグの運営面の未熟さを指摘している。
伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は貴州智誠戦の無観客試合の理由に触れた上で、「世界で最も裕福にもかかわらず恥ずかしい」と中国リーグを非難している。
今回無観客となった試合は昇格組と昨季の1部11位という組み合わせだったため、比較的地味な対戦カードだった。中国でも上位の強豪クラブの試合は非常に人気で、スタジアムを数万人単位の観客が埋める。ヨーロッパ各国から冷たい視線を送られているが、中国リーグは今後の試合で熱狂ぶりを見せつけられるだろうか。
2017年07月23日
2017年07月22日
「元W杯王者です。あと2年は働けます」。元伊代表DFがSNSで“就職活動”
元イタリア代表DFのクリスティアン・ザッカルドは、来シーズンに向けた所属クラブを探すため、ビジネスSNS『LinkedIn』を用いての“就職活動”を行っている。
現在35歳のザッカルドは、これまでにパレルモやヴォルフスブルク、パルマ、ミランなどでプレー。イタリア代表としても17試合の出場歴があり、2006年ドイツ・ワールドカップでは3試合に出場してイタリアの優勝に貢献した。
2015年にミランを離れ、セリエAのカルピで1シーズンを戦ったが、チームはセリエB(2部)へ降格。昨シーズンは同じくセリエBのヴィチェンツァにレンタルされたが、ここでも降格を味わうことになった。シーズン終了後にはクラブを退団し、現在はフリーとなっている。
来季の所属クラブが決定していないザッカルドは、新たな雇い主を探すため『LinkedIn』に自身のプロフィールを掲載。「セリエ381試合出場22得点」「2006年ワールドカップ優勝」「2009年ドイツ・ブンデスリーガ優勝」など輝かしい経歴が列挙されている。
「2018年6月まで残っていたヴィチェンツァとの契約を解消し、現在はフリーのサッカー選手です。フィジカル状態はまだ良好で、あと2年間は高いレベルでプレーできそうです。獲得してくれるクラブにとってはお得な取引になると思います。真面目で力強いプロサッカー選手です!」とザッカルドは自己アピール文を添えている。
現在35歳のザッカルドは、これまでにパレルモやヴォルフスブルク、パルマ、ミランなどでプレー。イタリア代表としても17試合の出場歴があり、2006年ドイツ・ワールドカップでは3試合に出場してイタリアの優勝に貢献した。
2015年にミランを離れ、セリエAのカルピで1シーズンを戦ったが、チームはセリエB(2部)へ降格。昨シーズンは同じくセリエBのヴィチェンツァにレンタルされたが、ここでも降格を味わうことになった。シーズン終了後にはクラブを退団し、現在はフリーとなっている。
来季の所属クラブが決定していないザッカルドは、新たな雇い主を探すため『LinkedIn』に自身のプロフィールを掲載。「セリエ381試合出場22得点」「2006年ワールドカップ優勝」「2009年ドイツ・ブンデスリーガ優勝」など輝かしい経歴が列挙されている。
「2018年6月まで残っていたヴィチェンツァとの契約を解消し、現在はフリーのサッカー選手です。フィジカル状態はまだ良好で、あと2年間は高いレベルでプレーできそうです。獲得してくれるクラブにとってはお得な取引になると思います。真面目で力強いプロサッカー選手です!」とザッカルドは自己アピール文を添えている。
2017年07月21日
“禁断の移籍”を果たしたフィーゴ氏、C・ロナウド退団騒動に「代えの利かない選手はいない」
元レアル・マドリーのルイス・フィーゴ氏が、FWクリスティアーノ・ロナウドの退団騒動に言及した。
今夏マドリーから移籍する可能性が盛んに報じられているC・ロナウド。2000年夏にバルセロナからマドリーに“禁断の移籍”を果たした過去があるフィーゴ氏はスペイン『Gol』のインタビューでポルトガル代表の後輩について次のように話している。
「クリスティアーノの移籍には、多くの要素が複雑に絡み合う。最終的には、個人的な決断だ。しかし私は難しいと思う」
「私の意見では、代えの利かない選手は存在しない。クリスティアーノに限った話ではない。ひとつのクラブは、一選手に依存するべきではない。もしそうなったとしたら、それは何かがうまくいっていないということだ」
今夏マドリーから移籍する可能性が盛んに報じられているC・ロナウド。2000年夏にバルセロナからマドリーに“禁断の移籍”を果たした過去があるフィーゴ氏はスペイン『Gol』のインタビューでポルトガル代表の後輩について次のように話している。
「クリスティアーノの移籍には、多くの要素が複雑に絡み合う。最終的には、個人的な決断だ。しかし私は難しいと思う」
「私の意見では、代えの利かない選手は存在しない。クリスティアーノに限った話ではない。ひとつのクラブは、一選手に依存するべきではない。もしそうなったとしたら、それは何かがうまくいっていないということだ」
2017年07月20日
悪童カッサーノが衝撃の決断。新クラブ加入から8日で現役引退を発表へ
元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノは、エラス・ヴェローナに加入することが決定してからわずか8日で、現役引退を決断したようだ。18日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
今年1月にサンプドリアとの契約を解消してフリーとなっていたカッサーノだが、今月10日に新シーズンの所属クラブが決定。セリエAに昇格するエラス・ヴェローナに加入することが発表された。
練習試合では早くもアシストや好プレーを見せ、依然として高い技術を有していることを証明していた。かつてサンプドリアで名コンビを築いたFWジャンパオロ・パッツィーニと再会し、ヴェローナで再びその力を発揮することが期待されていた。
だが、『ガゼッタ』がカッサーノに近い筋からの情報として伝えたところによれば、同選手はそのヴェローナを退団することを決断したという。そのまま現役を引退する可能性が非常に高いとみられている。「家族の事情」による決断とのことだ。
カッサーノは現地時間18日午後に会見を開くことを予定しており、そこで説明を行うことになるようだ。キャリアを通して様々な騒動を巻き起こしてきた“悪童”は、最後の去り際も予想外の形となりそうだ。
今年1月にサンプドリアとの契約を解消してフリーとなっていたカッサーノだが、今月10日に新シーズンの所属クラブが決定。セリエAに昇格するエラス・ヴェローナに加入することが発表された。
練習試合では早くもアシストや好プレーを見せ、依然として高い技術を有していることを証明していた。かつてサンプドリアで名コンビを築いたFWジャンパオロ・パッツィーニと再会し、ヴェローナで再びその力を発揮することが期待されていた。
だが、『ガゼッタ』がカッサーノに近い筋からの情報として伝えたところによれば、同選手はそのヴェローナを退団することを決断したという。そのまま現役を引退する可能性が非常に高いとみられている。「家族の事情」による決断とのことだ。
カッサーノは現地時間18日午後に会見を開くことを予定しており、そこで説明を行うことになるようだ。キャリアを通して様々な騒動を巻き起こしてきた“悪童”は、最後の去り際も予想外の形となりそうだ。