夜も更けて、
私はいつもの場所で、
いつもの眠気に誘われている頃、
何やら音が、声がする
「ぐうぅ〜」
誰か側にいたっけ?
考えても思い当たらない
そう、誰でもない
私の椅子を占拠した
ネネのいびきである
猫がいびきを立てるとはつゆ知らず、
最初それを聞いたときは
周りを探してしまった
その時、
そのいびきで目を覚ましたのである
布団の中で、「誰だ?」
妻の寝ている方向でもないし、
息子の方向でもない
別の、みょうなところから聞こえてくる
暗がりを首を回して伺ってみると、
ソファーにネネが寝ており、
そこからかなり大きないびきが発せられてくる
「へえぇ、猫もいびきをかくんだ」
と、その時に感心したものである
そんな時、
さらに身近にネネを感じてしまう
家族の一員として
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