元業界人のパチンコ日記

羽根物を止め打ちすることの有効性

今日は休業なので、羽根物の止め打ち(攻略？)の有効性について、真面目に投稿します。

現在出回っている羽根物の大当たり１回での平均出玉数は、概ね４００～５００発です。

例えば「平均出玉５００発」の機種の場合、１回の大当たりに要する玉数の理論値が

４９９発以下であれば「勝てる台」ということになります。

今の羽根物は、常識的な釘調整であれば１時間に５回前後は当たるので、

仮定として「平均出玉５００発、５回当たり／ｈ」の台があるとします。

１回の大当たりに要する平均玉数毎に時給を換算をすると、こうなります。

　①４９０発 → 　　＋１０発 × ５回＝　＋５０発／ｈ（時給　２００円）

　②４８０発 → 　　＋２０発 × ５回＝＋１００発／ｈ（時給　４００円）

　③４５０発 → 　　＋５０発 × ５回＝＋２５０発／ｈ（時給１０００円）

　④４００発 → 　＋１００発 × ５回＝＋５００発／ｈ（時給２０００円）

①②クラスの釘調整は探せば見つかりますが、③④はなかなかお目にかかれません。

店も止め打ちを考慮した（ホルコンのデータしか見てないか・・・）釘調整をしてきますので

完全オヤジ打ちではほぼ１００％勝てません。

例えば「デビルマン倶楽部」の８Ｒ当たりを引いて、ラウンド間を完全オヤジ打ちしただけでも、

たった１回の大当たりで５０発以上の損失になります。

大当たり１回で数十発の利益しか上がらないので、止め打ちをちょっとサボっただけで

優良釘も無意味になる計算です。

そこで効果が出てくるのが、正確な止め打ちです。

羽根物を打っているとわかりますが、止め打ち率は結構高いです。

が、チラチラ見ていると止め方が雑な人が多い気がします。

まぁ財布に余裕のある方やデジパチ専門家にしてみれば、羽根物の止め打ちは

　「面倒」　「飽きる」　「指が痛い」　「どうでもいい」

こんなところかと思いますが、勝ちにこだわるのであれば、これでは失格です。

こう考えることにしましょう。

　「こういう方々がいるお陰で、止め打ち効果が期待できる釘調整の台がある」

（客全員が完璧な止め打ちをしたら、きっと恐ろしい釘調整になると思いますよ・・・

）

というわけで、止め打ちポイントと注意点をまとめてみました。

機種に関わらず、半日も打ち込めばコツはつかめると思います。

　①役物入賞球がハズレ検知されるまで（＝チャッカーが有効になるまで）

　　→ 「トキオデラックス」「レレレ」は特に長いので必須です
　　　　「デビルマン倶楽部」「源さん」は保留に空きがあれば打ちっぱなしでもＯＫ

　②Ｖ入賞から大当たり開始まで

　　→ 「マジカペ」は羽根開放７回目までが重要なので、止め過ぎ注意！

　③ラウンド間

　　→ 「トキオデラックス」は頑張っても１発／Ｒですが、確実にやりましょう
　　　 ②と同じ理由で「マジカペ」は要注意！

　④最終ラウンド終了から通常状態に戻るまで

　　→ これもいちいち長いので、機種に関係なく要実行です
　　　　「デビルマン倶楽部」「マジカペ」は保留消化開始に遅れないように注意！

　⑤ヘソ入賞から羽根開放まで

　　→ これは「レレレ」限定です、２～３発はムダ玉が減ります

①～⑤の止め打ちを正確に実行できれば、「時給４００円」の台を「時給１０００円以上」の

深夜バイト並みの優秀台に変えることが可能です。

この「技術がモノを言う」感じが、羽根物の魅力の１つと言えますね。

羽根物は投資が少なく収支が荒れず、真面目に打てば安定収益が上げられます。

甘釘台を見つけたら、止め打ちを駆使して、ジャンジャンバリバリ（古！）出してください。

あ、止め打ちをガミガミ言う店は話になりませんので、ユル～い店でやりましょうね