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2024年05月13日

【日経225オプション投資実践編】プットオプションの売り戦略と注意点

◯はじめに

前回の記事では、日経225オプション投資におけるプットオプションの売買方法について、具体的な手順を説明しました。

今回は、プットオプションの売り戦略と注意点について解説します。


◯プットオプションの売り戦略

プットオプションは、以下の2つの戦略で利用することができます。

・買い戦略: 株価下落リスクをヘッジするために利用します。
・売り戦略: オプションプレミアム収入を得るために利用します。


◯プットオプションの売り戦略のメリット

・オプションプレミアム収入を得られる: プットオプションを売却することで、オプションプレミアムと呼ばれる収入を得ることができます。

プットオプションの売り戦略のデメリット

・株価が下落した場合、損失が拡大する: プットオプションの買い手から権利行使された場合、株価の値下がり分を損失として被ります。
・権利確定日までの期間、資金が拘束される: プットオプションを売却した場合、権利確定日までの期間、オプションプレミアム相当の資金が拘束されます。

◯プットオプションの売り戦略の注意点

・ストライク価格: プットオプションのストライク価格は、現在の株価よりも低い価格を設定する必要があります。
・権利確定日: 権利確定日までの期間が長いほど、オプションプレミアムが高くなります。
・ボラティリティ: ボラティリティが高いほど、オプションプレミアムが高くなりますが、権利行使されるリスクも高くなります。


◯プットオプションの売り戦略と買い戦略の組み合わせ
プットオプションの売り戦略と買い戦略を組み合わせることで、リスクとリターンのバランスを調整することができます。

例:
・コールオプションを買って、プットオプションを売る: コールオプションの利益で、プットオプションの損失を補填することができます。
・プットオプションを複数枚売る: ストライク価格を複数設定することで、リスクを分散することができます。



◯まとめ
プットオプションの売り戦略は、オプションプレミアム収入を得るために有効な手段ですが、損失が拡大するリスクも伴います。

プットオプションの売り戦略を利用する際には、ストライク価格、権利確定日、ボラティリティなどの要素を慎重に検討し、リスクとリターンのバランスを理解した上で判断することが重要です。
売りの場合は、損失がじゃんじゃか増えますので、もしイン・ザ・マネーになりそうになったらロールオーバーするなにして早めに逃げることをおすすめします。
逃げないと私のように大損こきます。
1番は、予想通り株価が上がったら売ったプットよりちょっと上のところを安く買って、デビットスプレッドにしちゃうのが良いですね。
プレミアムで十分利益確保しつつ、ちょっと上を買ってデビットにして、万が一の場合はイン・ザ・マネーになって利益を増やす。
増やせなくてもプレミアムで十分利益が精神的にも良いかと思います。

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