これらがぶつかり合い、夫々負と正の電気を帯びて雷雲を作ると考えられている。
雷雲と地表の間での電気の放出が、落雷だ。
森本健志・近畿大教授(大気電気学)は「『光と雷鳴の間隔が長いから大丈夫』は誤りです」と注意を促す。
雷は10km 先にも落ちる為、雷鳴が聞こえる間は落雷が迫っていると考える。
雷は平地、海、山など何処にでも落ち、高い物があればそこを通って落ちる傾向がある。
運動場などの開けた場所が危険なのは、人が「高い物」になってしまうからだ。
傘や釣竿などを掲げる行為も危ない。
樹木は高さがある為落雷し易い。
木の下での雨宿りは、木に落ちた後、人に飛んで来る「側撃」の恐れがある。
鉄筋コンクリートの建物内に避難すれば、雷が落ちても壁などを通って地中に流れる為安全性が高い。
但し壁や電気コード、電話線からは1m 以上離れておく。
頑丈な木造建物や車の中も基本的には安全だが、壁のない東屋は樹木と同様に危険だ。
安全な場所が見つからない場合、コンクリート製電柱など高い物の頂上を45度以上の急な角度で見上げる範囲、且つ、その物から4m 以上離れた所で待つ方法もある。
姿勢は低くし、寝転ばない様にする。
活動再開の目安は、雷の活動が止んで30分以上たった後だ。
愛媛新聞 暮らしから
潜水中は海から上がってタンクを外した方が良い。
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