強迫性障害は、自分でも変だと気付いているのに、不安が高じて同じ行為を際限なく繰り返してしまう心の病気。
精神科医の田中克俊・北里大大学院教授は「強迫性障害は特殊な病気ではありません。放置すると悪化する事もあるので、注意が必要」と話す。
過剰な手洗いの他にも、物事の正確さに極度な拘りを見せたり、自分の体調や健康を異常に気にしたり、様々な症例がある。
人によっては家族を巻き込み、周囲を疲弊させてしまうケースも珍しくない。
田中教授が比較的多いと指摘するのは、鬱病を併発するパターンだ。
田中教授は「多くの場合、心配性だからと性格の問題にしてそのままにするケースがある」と注意を促す。
唯、何処からが病気なのか、当人には判断が難しい。
田中教授は「強迫観念は多かれ少なかれ誰にでもあり、何が切っ掛けで増悪するかは分からない。
過度に気にする必要はありませんが、自分でも可笑しいと気付いたら、迷わずに医師に相談してください」としている。
愛媛新聞 暮らしから
自らの強迫性障害の体験を綴った「手洗いがやめられない」(星和書店)の著者でジャーナリストの佐藤陽さんは「仕事でも家庭でも、本人や家族の日常に支障が出てきたと感じたら、そこが一つのタイミングと思う」と話してるらしい。
「生活に支障」で判断したら良いらしい。
そう言えば何度も何度も同じ事をしている人を近所で見掛ける。
それかも?。
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