Dog_encyclopedia

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82種目はウェスト・カントリー・ハーリアをご紹介します











イギリス原産のサイトハウンド犬種でその歴史は古く、15世紀には犬種として存在していたとされています。その名の通りイギリスの田舎で農民によって飼育されてきました。名前の「ハーリア」には（ノウサギを狩る犬）という意味があり、ノウサギ狩りやキツネ狩りにも使われていたようです。フォックスハウンド系の血は入っていないためキツネ狩り用のセントハウンドに比べるとあまり得意ではなかったようです。一方でノウサギ狩りは非常に得意としており、農作物に危害を加える害獣を駆除するだけでなく、ノウサギの肉や皮も手にいれさせてくれることから何にも代え難い存在として大切にされていたようです。しかしながら、キツネ狩りの本格化や猟銃の普及などの要因によりかつての需要は失われ、頭数は大幅に減少したようです。その後何とか種の保存を継続していたが、絶滅寸前となりケネルクラブから犬種公認を解除されてしまいました。現在では絶滅犬種通して認知されていますが、イギリスの田舎には純血の犬が僅かながら存在しており、完全に絶滅してしまったわけではないようです。