2014年11月12日
ハンジュンマク @Seoul
汗を流し、リフレッシュしたあと、また街を歩いた。
長風呂自体が得意でなく、
アカスリやマッサージも苦手なので、短い時間で切り上げた。
湯上がりの火照った顔でいると
別のフロアに進む人の流れがあることに気づいた。
そっちには汗蒸幕(ハンジュンマク)のフロアがあった。
http://www.konest.com/data/esthe_explain_detail.html?no=50
明るくキレイな木張りの床がフロアを覆いつくしている。
キャッチボールかテニスでもできそうなぐらいの広さがある。
床はオンドル式なのだろう、
生きているのか、あるいは息絶えているのかわからなかったが、
サウナ着の上下を着た色合いの揃った男女が相当数、転がっていた。
「転がっている」という失礼な表現がまさしくピッタリで、
築地の市場のように転がっているのだ。
リラックスが目的なので、なにをするわけでなく、
ただ「転がって」いるのだけで、垣間見たこちらとしてはかなり異様な風景なのだ。
マグロの群れの向こうに汗蒸幕(ハンジュンマク)の設備があった。
入口には内部温度が示され、それぞれ好みの温度で調理してくれるようだ。
汗だくのオバハンが開放されて、出てくると、
腰に手を当て、水を飲み、享楽の奇声を発している。
汗蒸幕(ハンジュンマク)も入場料込みなのですね。
日本のように時間制限もないので、
「マグロ化」した人たちはのんびり過ごしているのですな。
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ガマン大会には興味がなかったので、うろうろを再開。
同じフロアにジムはあるし、食堂はあるし、マッサージはあるし、リラックスの宝庫だ。
日本のスーパー銭湯と同じ感覚。
時間制限がないだけ、こちらが上手かな。
入浴したせいか、少し歩いただけで小腹が減ってきた。
こういうときは手っ取り早い屋台が重宝する。
まさに「ファスト・フード」で、ソウルの「ソウル・フード」だ。
他の客の嗜好を眺めていると、どうやら「豚の串焼き」が人気。
塩味版と辛味版が次々、売れていく。
キレイに化粧したOLさんもかぶりついているのが、
日本の女性と違うところかな。
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こちらの興味は「アメリカン・ドッグ」。
あまり日本では見かけなくなったこいつにすっかりハマっている。
揚げたては絶品で、2〜3本は軽くイケそうな気がするが、
まだ試してみてはいない。
一本1,000wだからトライしてみてもいいんだけどね。
通常、屋台だとできあいをオーブンで暖めてくれるだけ。
これでもけっこうイケるのだけど揚げたてにはかなわない。
周りにポテトを貼り付けたバージョンもあるけれど、
コイツは「なにを食っているかわからない」状態に陥ります。
衣にポテトじゃ、バフバフなんですよ。
おばちゃん、揚げたてのそっちのヤツ、1つちょうだい!
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