40代daiさんの、B級グルメを家庭で楽しもう

加齢とともに精力がなくなってきたことを実感している方も多いと思います。中には、もう諦めてしまっている人もいるかもしれません。しかし、食生活を見直すことで精力を保つこともできるんです。

たとえば、“トマト”。これまでnikkanCare.ismでは、トマトが疲労回復やアンチエイジングに役立つということをご紹介してきましたが、実は精力増進効果も期待できるんです。

今回は、トマトの健康効果と精力増進の秘密をご紹介します。



■まずは基本から！トマトの有効成分と健康効果は？

過去記事「今話題の“トマトローディング”で疲れ知らずのアスリート体質に！」では、トマトの疲労回復効果をご紹介しました。

トマトを食べることで、疲労回復効果の期待できるクエン酸やアミノ酸、果糖を一度に摂取することができます。また、トマトがもつ抗酸化作用成分“リコピン”が老化の原因となる活性酸素を抑制することで、紫外線のダメージから肌を守ることも可能。リコピンの老化抑制効果は、発がんや生活習慣病の予防効果も期待できます。

脂肪の消化を助ける成分（ビタミンB6）など体内のコンディションを良くする栄養成分も豊富で、メタボ解消としてもおすすめです。「トマトが赤くなると医者は青くなる」と言われるほど健康効果が豊富な食材ですから、毎日の摂取をお勧めしたい食材です。



■精力増進に効く理由

じつは、精力アップのために食べたい食材こそ”抗酸化成分”の多い食材。体内の老化を防ぎ、ホルモンを分泌する器官を若々しく保つことができるからです。この意味で、抗酸化成分であるリコピンが豊富なトマトは優秀な精力アップ食材と言えます。

トマトと同様に抗酸化成分が豊富で精力アップに効果的な食材は、にんじんやたまねぎです。にんじんに含まれるβカロテンは、リコピンと同様老化防止効果が高い栄養素。また、過去記事「煮ても焼いても健康！精力UPにもなる“タマネギ”の魅力」でご紹介したように、たまねぎに豊富なビタミンB群には精力アップ効果がありあす。たまねぎの黄色い色素であるポリフェノール“ケルセチン”には、悪玉コレステロールの酸化を抑制して血管の老化を防ぐ効果も期待できるんですよ。



■おすすめの摂取法

過去記事「この冬は“ホット・トマト”で若返る!?ダイエットだけじゃないトマトの健康効果」でご紹介したように、トマトのリコピンは加熱により吸収されやすくなります。また、脂溶性のため、油脂を一緒に摂ることで吸収率をさらに高めることができます。

油と合わせて加熱することで吸収率が高まるのは、にんじんに含まれるβカロテンも同じ。加熱調理してソースにしたり、にんじんやたまねぎと合わせて炒め物や煮物、スープにするのがおすすめです。油を使ってたまねぎやにんじん、さらに他の野菜も組み合わせることができる“ミネストローネ”は最強メニューかもしれません。

生のトマトを食べる際は、オリーブオイルなどをかけて、油と合わせて摂取するのがおすすめです。



健康に良い食生活は性生活を充実させます。最近体力や精力の減退を感じているという人は、ぜひトマトを中心とした抗酸化成分たっぷりの食材でパワーチャージをしてくださいね。