2013年08月23日
道交法の違反点数や免停・取り消し
こんにちは☆
近年、若者の車離れが多くなってきているみたいですが交通の便が良い都会ならともかく
田舎や地方の人に取っては車は無くてはならないものです。
1時間に2本しか運行しない電車や見かけないタクシー。自転車で移動するにしても結構遠かったりします。
やはりこんな所では車は欠かせないものなんです。
ただ、やはり気をつけなければ行けないことは「交通事故」です。
いくら予測や注意をしていても、いつ起こるか分からないのが「事故」です。
それも最近でこそ一昔前に比べれば事故件数は減ってきてはいますが、それでもやはり多いですよね。
毎日、そのようなニュースも見ています。
免許取り立ての初心者は最初は安全運転を心がけますが
ベテランになるにつれて「過信、漫然、驕り」などによって注意力が散漫になり事故を起こしやすいです。
これでもし人身事故になり程度が重ければ「懲役刑」も受けなければならない事態にもなりかねません。
ここで、違反点数とその反則金について見てみましょう。
車の運転をしたことのある人、免許を持っている人は多いとは思いますが、道路を走るにあたって
「道路交通法」というのがあります。
これは、皆が道路を安全に円滑に使用できるように定められた法律です。これに従い安全に使用しましょうということなんですが、中にはコレを守らない人が居ます。
その場合ペナルティーとして「反則金」と「点数」が付きます。
例えば、「制限速度40kmの道を58kmで走行」していた場合、警察官に取り締まられます。
その際、「18km超過」ということで「点数1点、反則金12000円」が課せられます。
反則金は分かりますが、点数のことで勘違いしている人が多いので簡単に説明させて頂きます。
この「点数」なんですが、多くの人は「減点方式」と解釈しています。これは間違いです。
実は交通違反の点数は「加点方式」なのです。
「15点の持ち点があるから、上記のスピード違反で1点減点で、あと14点ある」というのは間違いです。
加点方式。
この点数が重なっていくと「免許停止」や、最悪「免許取り消し」処分が施されます。
☆前歴0回の場合
6点〜8点の加点で「30日免停」
9〜11点の加点で「60日免停」
12〜14点の加点で「90日免停」
15点以上で取り消し処分。
この「前歴」とは、過去1年間に免許停止の行政処分を受けたか否か。ということです。
例えば、9月1日に点数が重なり免停になった場合は「前歴1回」になります。
免許停止期間が終了した日から1年間は「前歴1回」が残り、その1年間の間にまた免停処分を受ける場合
「前歴2回」とカウントされます。
前歴が付いてしまった人には更に厳しい処分が待っています。
☆前歴1回の場合
4〜5点で60日免停
6〜7点で90日免停
8〜9点で120日免停
10点以上で取り消し
☆前歴2回の場合
2点で90日免停
3点で120日免停
4点で150日免停
5点以上で取り消し
☆前歴3回の場合
2点で120日免停
3点で150日免停
4点以上で取り消し
☆前歴4回以上
2点で150日
3点で180日
4点以上で取り消し
大体こんな感じになります。
特に前歴1回の場合は4点で行政処分になりますが、1回の違反で4点加点はなかなかありません。
強いて言えば、「無保険運転」「無車検運転」「過積載」「30km以上のスピーッド超過(一般道)」ぐらいです。
が! 前歴2回以上の方は話が変わってきます。
上記のように、2点以上の加点で処分が決定してしまうんです。
1回の違反で2点というのはいっぱいあります!
「追い越し」「一時不停止」「信号無視」「20km以上のスピード超過」「通行禁止」等々。
これらを1度でもやってしまうと即座に「行政処分」です!!
本来、交通ルールを守っていれば切符を切られることも反則金を支払うこともありませんが
やっぱりどうしても急いでたりして捕まることもあります。
あせらずゆっくり行きましょう。急がば回れ、後悔先に立たずです!
一人一人が安全運転を心がければ自ずと事故や死亡事故も防げると思いますので
車を運転する人は1度、初心に返ってみてください。
僕もこれから気をつけて車の運転に臨みます!!
あ、ちなみに免停になって前歴1回や2回になっても
免停解除後1年間、無事故・無違反を継続すれば「前歴0回、点数0点」にクリアされますので安心してください!
※過去の違反が消える訳ではありません。あくまでも、便宜上クリアされるだけです。
では!!
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