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2014年05月31日
本当に名作!?大作ゲームを振り返る「ファイナルファンタジー6」紹介
このブログでは気になったゲーム等を紹介しています。
今回は趣旨を変えて過去の大作ゲームを紹介します。
第一弾としてFFシリーズでも人気の高い「ファイナルファンタジー6」(※以下FF6)について紹介します。
こういった古いゲームというのは当時だから面白かったんじゃないの?といった部分が特に避けれない点です。
そこで今現在として実際どうなの?といった目線で紹介していきたいと思います。
製品名:ファイナルファンタジー6
ジャンル:RPG
対象機器:SFC
移植版GBA、playstation、スマートフォン(iOS,Android)
ストーリー概要
1000年前におきた「魔大戦」と呼ばれる戦争により、魔法の力を失った世界。人々は魔法を捨て機械文明により繁栄を遂げていた。
軍事力を持つ「帝国」は、幻獣の力を使い失われた魔法に代わる「魔道技術」を用いて支配をもくろむ。
一体の新たな氷漬けの幻獣が発見された事で自体は急変する。
魔法の力を使った争いが再び始まる。
完成された群像劇
さて、FF6のどこが魅力かと言えば、個人的にはやはり群像劇の出来の良さです。
FF6は群像劇であり、14名もの操作出来る登場キャラクターが登場するにも関わらず、すべてのキャラクターをひいき無しに魅力的に描いています。
群像劇というのは、ゲームに限らず非常に難しいジャンルです。キャラクターをしっかりと描きつつ上手く話を分配して纏めないと、「結局なんの話なの」、「なんで登場させたの」、「長い」などとストーリーがどれほど良かったとしても疑問が残り、満腹感が得られません。
その部分をFF6は非常に良く作ってあると思います。
スーパーファミコンという表情や声で感情表現が困難な機器なのに関わらず、これほど全員が魅力的に描かれている点はとても話物として完成度が高いと思います。
私は映画やドラマも好きで良く見ますが、大作と呼ばれる群像劇の映画やドラマなど
他のメディアと比較しても、なかなかここまで全員のキャラクターをバランス良く魅力的に描いた作品は思い浮かべません。
昔のゲームなので、戦闘などの部分はゲームをしている感が強いですが、この群像劇部分はゲームをしない人が見ても十分価値のある内容だと思います。
ドラマの内容としても、ファンタジー世界に限定した話や単に善悪を明確に区別した様な話ではなく、
あくまで人の生き方が題材のため、この点も普段ゲームをしない方や大人でも入りやすい内容かと思います。
分かりやすい事の魅力
FF6は群像劇や人間ドラマの部分が非常に魅力な作品です。
では、具体的にどこか良いの?ということですが、一言で言えば分かりやすさです。
FF6には「ダリルの墓」や「オペラ座」の様に強く記憶に残る魅力的なキャラクターイベントが豊富にあります。しかし、これらの話も決して話自体に奥深さがあるという訳ではなく、誰にでも分かりやすい内容です。
ただ分かりやすい話というのは単純にみえて難しく、キャラクターに十分な魅力を描けなかったり、
無理に経緯説明やBGMで盛り上げようとすると安っぽく中身の無いものに見えてしまいます。複数の登場人物を絡めた群像劇では尚更です。
また逆に余りに単純すぎたり幼稚な内容ですと興味を持てず飽きてしまいます。
FF6は、分かりやすい話でありながら、決して多くは無いコメントでしっかりとしたキャラクターやドラマを描き、ピンポイントでBGMを活用しています。
こういった分かりやすいにも関わらず感銘や興味を持てるしっかりとした脚本と、押し付けや無駄のない言葉選び、演出の良さの絶妙なバランスがFF6の最大の魅力なのではないかと思います。
ゲームシステム、映像、音楽について
ゲームシステムはコマンド式のATBゲージ、フィールドエンカウントで特にこのタイトル特有の個性的なシステムはありません。(魔法の習得システムのみやや特徴あり)
グラフィックも当時としては綺麗な部類でしたが、今の水準で見ると古いの一言でしょう。
なので、今のゲームと比較するとこの辺の部分に魅力はないかと思います。
音楽については、耳に残る良い曲ばかりです。音源は劣るものの今聞いても見劣りしないBGMばがりかと思います。
まとめ
こういったゲームを今やるとなると、古いグラフィックやシステムでゲームをする事に耐えられるだけの”中身”があるかがポイントになるかと思います。
上で書いたとおり、FF6の群像劇は非常に魅力的です。決して奥深く入り組んだ話という訳でもありませんが、いい大人や普段ゲームをしない人が見ても引き込まれる十分満足いく内容かと思います。
FF6はこんな人におすすめ
・下手な小細工のない分かりやすいドラマのゲームがやりたい人
・熱い話、前向きな話が好きな人
・良い音楽のゲームがしたい人
・FFシリーズが好きな人
・昔の良作RPGを探している人
・比較的簡単で短時間でクリアできるRPGを探している人
などなど
今回は趣旨を変えて過去の大作ゲームを紹介します。
第一弾としてFFシリーズでも人気の高い「ファイナルファンタジー6」(※以下FF6)について紹介します。
こういった古いゲームというのは当時だから面白かったんじゃないの?といった部分が特に避けれない点です。
そこで今現在として実際どうなの?といった目線で紹介していきたいと思います。
製品名:ファイナルファンタジー6
ジャンル:RPG
対象機器:SFC
移植版GBA、playstation、スマートフォン(iOS,Android)
ストーリー概要
1000年前におきた「魔大戦」と呼ばれる戦争により、魔法の力を失った世界。人々は魔法を捨て機械文明により繁栄を遂げていた。
軍事力を持つ「帝国」は、幻獣の力を使い失われた魔法に代わる「魔道技術」を用いて支配をもくろむ。
一体の新たな氷漬けの幻獣が発見された事で自体は急変する。
魔法の力を使った争いが再び始まる。
完成された群像劇
さて、FF6のどこが魅力かと言えば、個人的にはやはり群像劇の出来の良さです。
FF6は群像劇であり、14名もの操作出来る登場キャラクターが登場するにも関わらず、すべてのキャラクターをひいき無しに魅力的に描いています。
群像劇というのは、ゲームに限らず非常に難しいジャンルです。キャラクターをしっかりと描きつつ上手く話を分配して纏めないと、「結局なんの話なの」、「なんで登場させたの」、「長い」などとストーリーがどれほど良かったとしても疑問が残り、満腹感が得られません。
その部分をFF6は非常に良く作ってあると思います。
スーパーファミコンという表情や声で感情表現が困難な機器なのに関わらず、これほど全員が魅力的に描かれている点はとても話物として完成度が高いと思います。
私は映画やドラマも好きで良く見ますが、大作と呼ばれる群像劇の映画やドラマなど
他のメディアと比較しても、なかなかここまで全員のキャラクターをバランス良く魅力的に描いた作品は思い浮かべません。
昔のゲームなので、戦闘などの部分はゲームをしている感が強いですが、この群像劇部分はゲームをしない人が見ても十分価値のある内容だと思います。
ドラマの内容としても、ファンタジー世界に限定した話や単に善悪を明確に区別した様な話ではなく、
あくまで人の生き方が題材のため、この点も普段ゲームをしない方や大人でも入りやすい内容かと思います。
分かりやすい事の魅力
FF6は群像劇や人間ドラマの部分が非常に魅力な作品です。
では、具体的にどこか良いの?ということですが、一言で言えば分かりやすさです。
FF6には「ダリルの墓」や「オペラ座」の様に強く記憶に残る魅力的なキャラクターイベントが豊富にあります。しかし、これらの話も決して話自体に奥深さがあるという訳ではなく、誰にでも分かりやすい内容です。
ただ分かりやすい話というのは単純にみえて難しく、キャラクターに十分な魅力を描けなかったり、
無理に経緯説明やBGMで盛り上げようとすると安っぽく中身の無いものに見えてしまいます。複数の登場人物を絡めた群像劇では尚更です。
また逆に余りに単純すぎたり幼稚な内容ですと興味を持てず飽きてしまいます。
FF6は、分かりやすい話でありながら、決して多くは無いコメントでしっかりとしたキャラクターやドラマを描き、ピンポイントでBGMを活用しています。
こういった分かりやすいにも関わらず感銘や興味を持てるしっかりとした脚本と、押し付けや無駄のない言葉選び、演出の良さの絶妙なバランスがFF6の最大の魅力なのではないかと思います。
ゲームシステム、映像、音楽について
ゲームシステムはコマンド式のATBゲージ、フィールドエンカウントで特にこのタイトル特有の個性的なシステムはありません。(魔法の習得システムのみやや特徴あり)
グラフィックも当時としては綺麗な部類でしたが、今の水準で見ると古いの一言でしょう。
なので、今のゲームと比較するとこの辺の部分に魅力はないかと思います。
音楽については、耳に残る良い曲ばかりです。音源は劣るものの今聞いても見劣りしないBGMばがりかと思います。
まとめ
こういったゲームを今やるとなると、古いグラフィックやシステムでゲームをする事に耐えられるだけの”中身”があるかがポイントになるかと思います。
上で書いたとおり、FF6の群像劇は非常に魅力的です。決して奥深く入り組んだ話という訳でもありませんが、いい大人や普段ゲームをしない人が見ても引き込まれる十分満足いく内容かと思います。
FF6はこんな人におすすめ
・下手な小細工のない分かりやすいドラマのゲームがやりたい人
・熱い話、前向きな話が好きな人
・良い音楽のゲームがしたい人
・FFシリーズが好きな人
・昔の良作RPGを探している人
・比較的簡単で短時間でクリアできるRPGを探している人
などなど