2018年04月19日
ザ・リッツ・カールトンが2019年豪華客船デビュー
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ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーは2019年にクルーズ事業を開始します。過去にホテル会社がクルーズ事業に参入するのは業界初の試み。「ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション」として、3隻の小規模の豪華客船を保有して運航。
ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションの船体(完成予想図)
touri News esより
世界のクルーズ人口が増加傾向にある一方で、定員300名以下の小規模の豪華客船は世界で4隻しか運航されていないことなどから参入を決定したという。予約は2018年5月から受付開始。
個人客のみならず、プライベートチャーターにも対応します。
現在、ザ・リッツ・カールトンのリゾートホテルでの滞在と、クルーズ旅行を組み合わせた7日間から10日間までの航海スケジュール。
船内には149のバルコニー付きスイートと、リッツカールトンがクルーズ船デザインに定評のあるティルバーグ・デザイン・オブ・スウェーデンと共にデザインした138uの豪華な二階建てペントハウススイートを擁します。
クルーズ業界では初となるリッツ・カールトンブランドのアイコンとして知られるゲストひとりひとりにカスタマイズされた上質なサービスと快適さ提供します。
【Ritz-Carlton Yacht Collection】
リッツカールトン・ヨットコレクションのイメージ動画です。
リッツカールトンは「ウルトラ・ラグジュアリーヨット」であって
「アンチクルーズシップ」つまりクルーズではないと称しています。
BIGGIE BEILより
また、大型船が入れないイタリアのカプリやポルトフィーノ、カリブ海の仏領サン・バルテルミー、コロンビアのカルタヘナなどへの寄港もユニークな点です。
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船内では、「ザ・リッツ・カールトンウォルフスブルク」の3つ星レストラン「アクア」のスヴェン・エルバーフェルドのレストランや、リッツ・カールトンスパ、パノラマラウンジ、ワインバー、船内エンターテイメントを展開。
また、その土地の地元シェフや、ミュージシャン、アーティストとコラボレーションしたサービスの提供も予定されています。
ritzcarlton.com より
このほど、長きにわたる海事の伝統に従って、1艘目となるヨットの起工式をスペイン・ヴィーゴの「HJバレラス 造船所」にて開催しました。
「ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションの事業を実現するための航海に乗り出した中で、この起工式を迎えることができ、大変うれしく思います。この起工式は、他には類を見ないラグジュアリーな船上でオンリーワンの体験をご提供し、リッツ・カールトンならではのゲスト体験とサービスを味わっていただきたいという、私たちの長年の夢が実現することを示しています」
船舶建造の正式な開始を記念して行う起工式は、船のバックボーンとなる中央の船梁を最初に配置することが伝統だったが、現代の船舶建造ではブロックを溶接して組み立てていくため、この日の起工式でも最初のブロックをドックに配置する形式で行なわれました。
<同式典に参列した主要な関係者>
・HJバレラス造船所 会長
ホセ・ガルシア・コスタス氏
・ティルバーグデザインオブスウェーデン オーナー兼
エグゼクティブ・プロジェクト・ディレクター
フレデリック・ヨハンソン氏
・ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション
マネージングディレクター
ダグラス・プロセロ氏
ダグラス・プロセロ氏がリッツ・カールトンヨットコレクションの講演を
マイアミで開催されたときの動画です。
The LAB Miamiより引用
・マリオット・インターナショナル グローバル・リアルエステート・オフィサー
ティモシー・グリシウス氏
・マリオット・インターナショナル エグゼクティブ・ヴァイスプレジデント
兼グローバル開発最高責任者
アンソニー・カプアノ氏
上記の他、ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション経営陣、投資家グループであるオークツリー・キャピタル・マネジメント, L.P.のメンバー各氏も参列し、式典のハイライトとして、建造および完成後の航海の無事と成功を願う記念メダルの発表と船体への溶接が行われました。
ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション マネージングディレクター ダグラス・プロセロ氏は
「船舶の建造において重要な節目である起工式を迎えることができたことは、海上でのラグジュアリーを再定義しようというザ・リッツ・カールトンヨットコレクションの試みが順調に進んでいることを示しています。
プライベートな船旅に丁度良いサイズの船舶と魅力的なプランにより、お客様はザ・リッツ・カールトンの伝説的なサービスを満喫しつつ、思いがけない土地への寄港と探訪をお楽しみいただけます。
とてもエキサイティングなプロジェクトで、今後さらなる節目を迎えていきたく存じます」
ティルバーグデザインオブスウェーデン オーナー兼エグゼクティブ・プロジェクト・ディレクターフレデリック・ヨハンソン氏は
「白紙の状態から始まったザ・リッツ・カールトンヨットコレクションのデザインは、本当に刺激的でした。
私たちは、文字通りのゼロから新たなブランドの全体像を創り上げたのです。ヨットをデザインするにあたっての基本理念は、プライバシーを大切にし、ゆったりくつろげる広々とした空間です。
デザインにおいても、海上で最高に洗練された唯一無二の体験を創り上げていく上で、すでに大きく前進していることをこの起工式で実感しました」
ritzcarlton.com より
日本へのデビューはおそらく2隻目以降となると思われます。
夏はアラスカ、冬はオーストリアやニュージーランド
日本寄港は春から秋になるのかと思われます。
だいたい就航してから3年目の2022年以降と予想します。
日本にもリッツカールトンファンにとっては待望の豪華客船ですね。
ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションに関するこちらの記事もごらんください。
・ ザ・リッツ・カールトンが2019年豪華客船就航。
・ザ・リッツ・カールトン・ヨット 2020年スケジュール発表。
・ザ・リッツ・カールトン・ヨットのスイート(客室)をご紹介します。
・ザ・リッツ・カールトン・ヨットのレストラン。
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タグ:ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション リッツカールトンクルーズ The Ritz Carlton Yacht Collection リッツ カールトン クルーズ The Ritz Carlton Cruise
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