2014年08月19日
クイーン・エリザベス号 概要
イタリアのフィンカンティエリ社のモンファルコーネ造船所
で建造され、2010年に竣工された。
姉妹船のクイーン・ヴィクトリアに比べ、公室アレンジの違い
などにより90,400総tとヴィクトリアより400総tほど大きい。
キュナード社がカーニバル・コーポレーションの子会社となった関係で、
クイーン・ヴィクトリアの他にホランド・アメリカ・ラインに2隻、
コスタ・クルーズに2隻の準姉妹船が就役あるいは建造中です。
2092人を収容。全長は294mでキュナード社が建造した船舶の中では
クイーン・メリー2、初代クイーン・エリザベス、クイーン・メリーに
次いで4番目に長いのです。
またクイーン・ヴィクトリアと同じ全長。
内装は初代クイーンエリザベスの就航した1930年代の
アール・デコを基調としています。デッキは12層で客室は
全部で1029室あり。
そのうちの838室は海側の客室(オーシャンビュー)である。
最高速力は23.7kt、航海速力22ktの計画であり、
先代・先々代のような高速のオーシャン・ライナー
としての機能は有していない。
クイーン・エリザベスの就航により、キュナード社は
クイーン・エリザベス2の引退以来、再び3隻のクイーンが就航しました。
船名にクイーン・エリザベスの名を用いることは
女王の許可を得たのです。
船名(艦名)のクイーン・エリザベスにまつわる状況は
1940年から1948年の状況に似ています。
キュナード社の初代クイーン・エリザベスと
戦艦クイーン・エリザベスが同時に現役。
空母クイーン・エリザベスの就役が2020年頃に予定されており、
その後は同様の状況になります。
クイーン・エリザベス号を詳しく知りたい方はこちら!
タグ:クイーン・エリザベス
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