2015年11月10日
エジプシャンバザール(イスタンブール/トルコ)
イスタンブールにあるエジプシャンバザールをご紹介します。
この市場は日本でいえば東京のアメ横と合羽橋を足した雰囲気ですね。
イスタンブールっ子の台所として今も元気な食材市場として欠かせない存在です。
この建物は隣接するモスク、イェニ・モスクの複合施設として1664年につくられました。
歴史的建築としても見どころがあります。
ちなみにエジプシャンバザールはトルコ語では「ムスル・チャルスス」。
ムスルとは「エジプト」チャルシュは「バザール」を意味しております。
名前通りここではもともとエジプトから輸入された香辛料やハーブなどが販売されています。
その昔、ここはエジプト方面の独占卸売権を持っており、香辛料を主に扱っていたためにこの名がついたのだとか。
内部はL字型の通り2本のみで、全部で約80店舗ほど。
オスマン帝国時代には、香辛料だけを扱うお店がならぶ場所として知られていました。
今日では香辛料やハーブの専門店はむしろさほど多くなく、ドライフルーツや宝石、陶器など様々な
商品を扱った店がひしめいています。
現在ではイスタンブールの食の台所といった趣もあります。
トルコ国内からのイスタンブールへの観光客
ならびに外国からの観光客にも人気がある場所です。
グランドバザールに比べて規模が小さいので
比較的ささっと見られます。
路面電車のエミノニュ駅から徒歩すぐの立地。
鳩がたくさんいるイェニモスクの隣に入口があります。
このエリアは、エジプシャンバザールのみならず、
周囲の問屋街も見どころいっぱいあります。
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