2017年09月01日
《その9》 p.27 Column 1-2 除算の演算結果
int x = -22; int y = 5;
のときの
商 x / y
剰余 x % y
について考えてみます。
(-22) ÷ 5 を、次の@,A の2通りのやり方で計算してみます。
@
符号を除いて絶対値で計算すると 22 ÷ 5 = 4.4
商は 4.4以下の最大の整数だから 4
結果は負なので、これに負の符号を付けて 商は -4
余りは
(元の数) − (割る数) × 商
を計算して
(-22) − 5 × (-4) = -2
このように考えると
商 x / y は -4
剰余 x % y は -2
になります。
A
符号を付けたままで計算すると (-22) ÷ 5 = (-4.4)
商は -4.4以下の最大の整数だから -5
余りは
(元の数) − (割る数) × 商
を計算して
(-22) − 5 × (-5) = 3
このように考えると
商 x / y は -5
剰余 x % y は 3
になります。
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------
int x = 22; int y = -5;
のときの
商 x / y
剰余 x % y
について考えてみます。
22 ÷ (-5) を、次の@,A の2通りのやり方で計算してみます。
@
符号を除いて絶対値で計算すると 22 ÷ 5 = 4.4
商は 4.4以下の最大の整数だから 4
結果は負なので、これに負の符号を付けて 商は -4
余りは
(元の数) − 商 × (割る数)
を計算して
22 − (-4) × (-5) = 2
このように考えると
商 x / y は -4
剰余 x % y は 2
になります。
A
符号を付けたままで計算すると 22 ÷ (-5) = (-4.4)
商は -4.4以下の最大の整数だから -5
余りは
(元の数) − 商 × (割る数)
を計算して
22 − (-5) × (-5) = -3
このように考えると
商 x / y は -5
剰余 x % y は -3
になります。
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(元の数) − 商 × (割る数) = 剰余
を変形すれば
(元の数) = 商 × (割る数) + 剰余
つまり
x = ( x / y ) * y + x % y
は当りまえですね (^^)
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