2017年09月28日
《その55》 コマンドライン引数(p.304)
コマンドライン引数
main関数は、プログラムの起動時にコマンドラインから与えられるパラメータを、文字列の配列として受け取ることができます。
◆1. まず、以下のコードを書きました。
// command_line_test
#include <iostream>
using namespace std;
int main(int argc, char** argv)
{
cout << "引き数 int argc = " << argc << '\n';
for (int i = 0; i < argc; i++)
cout << "argv[" << i << "] = " << argv[i] << '\n';
}
このコードの int main(int argc, char** argv) の部分に、
二つの引数 int argc と char** argv がありますが、main関数は、
この引数を利用してコマンドラインから与えられるパラメータを受け取ります。
◆2. コンパイルして、実行ファイルcommand_line_test.exe を作ります。
実行ファイルを作る手順は、このブログの 《その1》 〜 《その5》 に書いてありますので、忘れた方はそちらをご覧ください。
◆3. 作製した実行ファイルcommand_line_test.exe を、パスを通したフォルダに置きます。
フォルダにパスを通す手順は、ネット上にたくさんあるので、そちらを参照してください。
◆4. とりあえず、コマンドプロンプトのコマンドラインから、次のように入力して、
command_line_test.exeを起動してみました。
command_line_test AAA BBB CCC あいうえお かきくけこ
プログラムが起動しmain関数が呼び出されると、
int main(int argc, char** argv) の 引数int argc に
「 プログラム名command_line_test AAA BBB CCC あいうえお かきくけこ 」
の個数である 6 が渡されます。
また、引数char** argv は、ポインタを要素とする配列で、
「 AAA BBB CCC あいうえお かきくけこ 」を指す五つのポインタが格納されます。
◆5. プログラムが実行され、画面に次のように表示されました。
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