2017年09月22日
《その42》 参照を返却する関数(p.231演習6-19)
新版明解C++入門編 p.231 演習6-19
List 6-21 の関数rを、不正な添字に対して安全に動作するものに書きかえよ。静的記憶域期間をもつint型の変数を関数内部で定義して、idxが 0以上a_size未満でなければ、その変数への参照を返却すること。
「静的記憶域期間をもつint型の変数を関数内部で定義せよ」という指示なので、配列aの要素を1つ増やし、それを充てることにしました。
つまり、配列aの要素は a[0], a[1],・・・, a[a_size - 1] ですが、もうひとつ 要素a[a_size]を用意してそれを使うということです。
// p231_演習6-19
#include <iomanip>
#include <iostream>
using namespace std;
const int a_size = 5;
int& r(int idx)
{
static int a[a_size + 1];
if (idx > a_size || idx < 0)
idx = a_size;
return a[idx];
}
int main()
{
for (int i = -5; i < a_size + 5; i++)
r(i) = i;
for (int i = -5; i < a_size + 5; i++)
cout << "r(" << setw(2) << i << ") = " << r(i) << '\n';
}
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