2018年03月21日
《その344》文字列ストリーム(1)
ストリームライブラリ
入出力用ストリームは。入力用,入出力用,出力用の3種類に分類されます。
また、ストリームは、入出力先によって、ファイル用,文字列用の2種類に分類されます。
◆入出力先がファイル
・入力ストリーム ifstream
typedef basic_ifstream<char> ifstream
・入出力ストリーム fstream
typedef basic_fstream<char> fstream
・出力ストリーム ofstream
typedef basic_ofstream<char> ofstream
◆入出力先が文字列 ※文字列ストリームについては、本ブログ《84》でも扱っています。
・入力ストリーム istringstream
typedef basic_istringstream<char> istringstream
・入出力ストリーム stringstream
typedef basic_stringstream<char> stringstream
・出力ストリーム ostringstream
typedef basic_ostringstream<char> ostringstream
以下のプログラムは、文字列ストリームの利用例です。
#include <sstream>
#include <iostream>
int main() {
std::string str = "2018/03/21";
// 文字列からの入力用ストリーム is
std::istringstream is(str);
int y, m, d;
char c;
// c で '/' を読み飛ばします。
is >> y >> c >> m >> c >> d;
// 文字列への出力用ストリーム os
std::ostringstream os;
for (int i = 21; i < 25; i++)
os << y << "年" << m << "月" << i << "日" << '\n';
// osに蓄えられている文字列は、
// メンバ関数str の呼出し
// により、string型の値と
// して取得できます。
std::cout << os.str();
}
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