2018年01月27日
《その258》 通常クラス内のクラステンプレート(2)
メンバクラステンプレート(クラスの外部で定義)
前回《257》のプログラムは、クラステンプレートの定義を、クラスの内部で行いました。
今回のプログラムは、クラスの内部ではクラステンプレートの宣言のみ行い、定義は外部で行っています。
以下はプログラムです。
#include <string>
#include <iostream>
using namespace std;
class C {
public:
// クラス内部で宣言された メンバクラステンプレート
template <class Type> class Inside;
Inside<int>* p1; // Inside<int>用ポインタ
Inside<string>* p2; // Inside<string>用ポインタ
};
// クラス外部で、メンバクラステンプレートを定義
template <class Type> class C::Inside {
public:
Type t; // データメンバ
void set(Type x) { t = x; } // セッタ
Type get() const { return t; } // ゲッタ
};
int main() {
C obj; // C型オブジェクト obj を作成
// obj.p1 と Inside<int>型オブジェクト の関連付け
obj.p1 = &(C::Inside<int>());
(*obj.p1).set(999);
cout << (*obj.p1).get() << '\n';
// obj.p2 と Inside<string>型オブジェクト の関連付け
obj.p2 = &(C::Inside<string>());
(*obj.p2).set("PQRSTUVW");
cout << (*obj.p2).get() << '\n';
}
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